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  • 在宅ケアに活かすコーチング


    間 裕子 著


    B5 200ページ(判型/ページ数)   2007年7月発行 978-4-8180-1283-7


    • 定価: 2,592 円(税込)

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    「コーチング」を在宅ケアに活かすためのスキルを詳説した一冊。訪問看護師、ヘルパー、ケアマネジャー、地域連携(退院調整)室スタッフなど、在宅ケアにかかわるすべての人を対象に、患者・利用者がその人らしく生きることを支援するためのコミュニケーション術を、豊富な会話例や事例を用いてわかりやすく解説します。利用者の内なる強みや力を引き出し、利用者が望む在宅ケアを実現するために、明日から使えるスキルが満載。言葉一つで、あなたの在宅ケアが変わります!
    また「対患者・利用者」だけでなく、「対スタッフ」「対他職種」とのコミュニケーションにおいてコーチングをどう活かすかも網羅。スタッフ育成(目標管理)やカンファレンスにコーチングをどう活かすかも、幅広く学べます。

目次

はじめに

序章:在宅ケアとコーチング
1. 今、医療福祉現場で必要とされているコーチング
2. 在宅ケアにおけるコーチングの有用性
3. 在宅ケアの現場にコーチングを取り入れて――真下美枝子

1章:コーチングの基礎知識
[Column] 5分でわかる! コーチングのエッセンス
1.コーチングとは
コーチの語源と歴史
自発性・自立性を引き出すコミュニケーションとして、コーチングが浸透
ビジネス界におけるコーチング
医療福祉分野にも広がるコーチング
看護・介護におけるコーチング
医療福祉におけるコーチングの対象者
「カウンセリング」と「コーチング」の違い
「ティーチング」と「コーチング」の違い
2.コーチングの理念と落とし穴
コーチングの3つの理念
コーチングの落とし穴――「3つの理念」に基づかなければ、結果は出ない!
3.コーチの役割
コーチとしての指針
コーチのかかわり方

2章:磨こう! コーチングスキル
1.信頼関係を築く
よりよく“信頼関係を築く”ために
スキル1:ペーシング
スキル2:ミラーリング
スキル3:言葉の繰り返しと要約
スキル4:相手を受けとめる接続詞を使う
各スキルを使う上での注意点
2.傾聴する
よりよく“傾聴する”ために
スキル5:自分の思いや経験から解釈しない
スキル6:事柄でなく、人に焦点を当てる
スキル7:価値観を聴く
スキル8:思い込みを聴く
スキル9:先入観を捨てる
スキル10:五感でイメージを描く
スキル11:沈黙を大切にする
3.伝える
よりよく“伝える”ために
スキル12:存在承認を大切にする
スキル13:相手に届く伝え方と言葉を選ぶ
スキル14:その人らしさを大切にする
スキル15:ありのままを受けとめる
スキル16:弱みを強みに変える
スキル17:提案で選択肢を広げる
スキル18:要望で可能性を広げる
スキル19:伝えにくいことこそ、伝える
スキル20:フィードバックで情報を与える
スキル21:上手に叱る
スキル22:比喩を使う
スキル23:話を中断する
4.質問する
よりよく“質問する”ために
スキル24:答えが広がる質問をする
スキル25:未来に焦点を当てて質問する
スキル26:肯定的な質問をする
応用スキル1:視点を変える
応用スキル2:言葉の本質を明確にする
応用スキル3:目的や動機を明確にする

3章 実践! コーチングセッション
1.コーチングの基本構造はGROWモデル
コーチングの基本構造
コーチングとGROWモデルの関係性
2.コーチングの7つのアプローチステップ
コーチングは7つのステップによって進めていく
ステップ1:自己の価値観・あり方やビジョンを明確にする
ステップ2:目標を明確化し、具体的なイメージを描く
ステップ3:目標達成によって得られる成果を明確にする
ステップ4:目標における現状や障害を把握する
ステップ5:目標達成のための資源を活かす行動計画を立てる
ステップ6:目標達成の意志を確認する
ステップ7:行動計画を実行し、その学びを活かし、継続する
3.コーチングセッションの前後に行うこと
オリエンテーション
エバリュエーション

4章 職場におけるコーチング
1.コーチングが職場に果たす機能
スタッフのやる気を引き出し、職場でのコミュニケーションを活性化する
効果的に目標管理を行うことができ、キャリアビジョンを実現させる
他職種との連携が密になる
2.スタッフ育成におけるコーチング
スタッフ育成でのコーチングの目的
スタッフ育成でのコーチのかかわり方
3.ミーティングやカンファレンスにおけるコーチング
ミーティングやカンファレンスにコーチングを取り入れるポイント
ポイント1:ミーティングやカンファレンスの目的を明確にする
ポイント2:ミーティングやカンファレンスの場を安心で安全な場にする
ポイント3:ミーティングやカンファレンスに双方向の会話の流れをつくる
ポイント4:議題の中にある問題の本質を追究する
ポイント5:全員が当事者になる

5章 在宅ケアでの支援事例から学ぶ コーチングの実際
事例1.閉じこもりがちな利用者
事例2.飲酒をやめられない独居利用者
事例3.利用者の歩行訓練を強く要求する妻
事例4.一人暮らしの継続を強く望む97歳の利用者
事例5.かたくなに入院を拒否している利用者
事例6.食事・入浴制限にストレスを感じている利用者
事例7.退院後に不安があるがん末期の利用者
事例8.病状の進行から不安に揺れる難病の利用者
事例9.訪問看護についてあまり知らない退院調整看護師
事例10.褥瘡処置のみ依頼するケアマネジャー
事例11.介護サービスをどう受けるか悩む利用者
事例12.介助拒否に悩むヘルパー

6章 コーチングがもたらしたケアの変化
報告1.病院でのコーチング活動がもたらす可能性――高木光恵
報告2.コーチングが在宅療養場面にもたらすもの――真下美枝子ほか
報告3.ケアマネジャーにとってのコーチング――上田茂美

引用・参考文献
おわりに
索引

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