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    感染予防のためのサーベイランス Q&A


    坂本史衣 著


    B5 144ページ(版型/ページ数)   2010年6月発行 978-4-8180-1531-9


    • 定価: 2,310 円(税込)

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    感染予防に携わるすべてのナース必携!
    サーベイランスの基本事項をわかりやすく解説しました。

    疫学的原則に基づくサーベイランスの具体的方法を、67のQ&Aにまとめました。
    総論ではサーベイランスの全体像を、各論では4種類のサーベイランスの方法を、対象の選択からフィードバックまでステップごとに事例や根拠を示しながら解説しました。
    本書でサーベイランスの手法・疫学的原則をおさえ、施設に合わせてアレンジすることができます。

目次

総論 医療関連感染サーベイランス
Q1 「サーベイランス」という言葉を聞くのは初めてです。サーベイランスとは何ですか?
Q2 サーベイランスを行うと、どのような効果が期待できるのですか?
Q3 アウトブレイクとは、何ですか?
Q4 サーベイランスには、どのような種類があるのですか?
Q5 サーベイランスを実施するためには、どのような組織体制が必要ですか?

各論1 病原体サーベイランス
step 1:サーベイランスの対象を選ぶ
Q1 病原体サーベイランスは、何から始めればよいのですか?
Q2 医療関連感染やその原因となる病原体にはたくさんの種類があります。発生を見落とさない方法を教えてください。
step 2:情報収集の方法を決める
Q3 サーベイランスの対象となる病原体が検出されたという情報は、どのようにキャッチすればよいのですか?
step 3:情報を活用する
Q4 サーベイランスの対象となる病原体が検出されたことがわかったら、何をすればよいのですか?
Q5 サーベイランスの対象となる微生物や感染症が検出されたという情報は、臨床現場でどのように活用するのですか?
Q6 どのような場合に、多剤耐性菌によるアウトブレイクが起きていることが疑われるのですか?
step 4:発生件数を数える
Q7 病原体が検出されたという患者の情報は、どのように記録すればよいのですか?
Q8 すべての患者に対して検査を行い、サーベイランスの対象となる多剤耐性菌を保菌していないか確認するのですか?
Q9 保菌者と感染症を起こした患者は、分けて数えるのですか?
Q10 多剤耐性菌が同じ患者から2回以上検出された場合は、どのように数えるのですか?
Q11 入院患者から多剤耐性菌が検出されました。どのようにして、医療機関内で伝播が起きた(院内で獲得した)と判断するのですか?
Q12 クロストリジウム・ディフィシル関連疾患(CDAD)の判定基準について教えてください。
step 5:発生頻度を計算する
Q13 病原体サーベイランスでは、発生件数だけを報告してはいけないのですか?
Q14 病原体サーベイランスでは、どのような発生頻度(比や率)を用いるのですか?
Q15 病原体サーベイランスにおいて有病率はどのように計算し、活用するのですか?
Q16 有病密度率とは何ですか? 有病率とは、何が違いますか?
Q17 発生率と発生密度率はどこが違うのですか?
Q18 病原体サーベイランスでは、すべての部署における発生頻度(比や率)を計算する必要がありますか?
Q19 病原体サーベイランスでは、どのくらいの頻度で発生頻度(比や率)を計算する必要があるのですか?
Q20 病原体サーベイランスで得られた日常的な発生頻度(ベースライン)を明らかにし、その推移を評価する方法を教えてください。
step 6:結果をフィードバックする
Q21 病原体サーベイランスのデータは、どのようにまとめてフィードバックすればよいのですか?

各論2 医療器具・手技関連感染サーベイランス
Q1 医療器具・手技関連感染サーベイランスとは何ですか?
step 1:サーベイランスの対象を選ぶ
Q2 医療器具・手技関連感染サーベイランスは、何から始めればよいのですか?
Q3 手術部位感染(SSI)サーベイランスを計画していますが、対象となる手術手技を選ぶときのポイントを教えてください。
Q4 Q2のポイントで医療器具・手技関連感染サーベイランスの対象を選んでみました。すべてのサーベイランスを実施する必要がありますか?
Q5 ICU入室患者を対象にした中心ライン関連血流感染サーベイランスを計画しています。ICU以外の部署で中心ラインを挿入した患者も、サーベイランスの対象とすべきですか?
step 2:関係者の合意を得る
Q6 サーベイランスを始めるにあたり、関係者とどのような調整をすればよいですか?
step 3:判定基準を理解する
Q7 中心ライン関連血流感染の判定基準について教えてください。
Q8 現在のNHSNによる中心ライン関連血流感染(CLABSI)の成人用判定基準には、血液培養検査の結果に基づく判定基準しかありません。ところがCLABSIが疑われても、必ずしも血液培養検査を実施しないことがあるので、多数のCLABSI患者を見落とすことになってしまいます。どうしたらよいですか?
Q9 カテーテル関連尿路感染の判定基準について教えてください。
Q10 手術部位感染の判定基準について教えてください。
step 4:情報収集の方法を決める
Q11 医療器具・手技関連感染サーベイランスでは、どのようなデータを集める必要があるのですか?
Q12 データは誰が集めるのですか?
Q13 データは、毎日収集する必要があるのですか?
Q14 データは、患者の入院中に収集するのですか? それとも、退院後でもよいのですか?
Q15 集めたデータは、どのように記録すればよいのですか?
step 5:判定基準を使って判定を行う
Q16 感染症を起こしたという判定は誰が行うのですか?
Q17 中心ライン関連血流感染やカテーテル関連尿路感染の発生日は、どのようにして決めるのですか?
Q18 ICUで中心ライン関連血流感染サーベイランスを行いたいのですが、ICUに関連した血流感染と判定されるのはどのようなケースですか?
Q19 手術部位感染サーベイランスでは、埋込物を置かない患者でも術後30日まで追跡することになっています。退院後はどうしたらよいのですか?
step 6:発生頻度を計算する
Q20 医療器具関連感染の発生頻度は、どのように計算するのですか?
Q21 手術部位感染の発生率は、どのように計算するのですか?
Q22 サーベイランスはどのくらいの期間行えばよいのですか?
step 7:医療器具使用比を計算する
Q23 医療器具使用比について教えてください。
step 8:発生頻度を比較する
Q24 自分の施設の医療器具関連感染発生密度率や医療器具使用比、手技関連感染発生率を他の医療機関のデータと比較したいのですが、どうすればよいですか?
Q25 NHSNレポートとのベンチマーキングの結果、医療器具関連感染発生密度率が90パーセンタイル値を超えていました。感染予防策に問題があるのでしょうか?
Q26 医療器具使用比を下げれば、医療器具関連感染発生密度率も下がりますか?
Q27 ICUで中心ライン関連血流感染(CLABSI)のサーベイランスを実施しています。半年前に血流感染予防のため、マキシマル・バリア・プリコーション(MBP)を導入しました。MBP導入前の6カ月間と、導入後の6カ月間のCLABSI発生密度率を比較したいのですが、どのような方法がありますか?
Q28 マキシマル・バリア・プリコーション(MBP)導入後の中心ライン関連血流感染の発生密度率は、導入前に比べて50%も減少していましたが、統計学的な有意差がありませんでした。MBPは無効なのでしょうか?
Q29 手術部位感染(SSI)発生率を、NHSN参加病院と比較する方法を教えてください。
Q30 医療器具・手技関連感染サーベイランスでは、どのくらいの頻度で発生頻度(比や率)を計算する必要があるのですか?
Q31 医療器具・手技関連感染サーベイランスで得られた日常的な発生頻度(ベースライン)を明らかにし、その推移を評価する方法を教えてください。
step 9:結果をフィードバックする
Q32 医療器具・手技関連感染サーベイランスのデータはどのようにまとめてフィードバックすればよいのですか?

各論3 針刺し・切創・汚染サーベイランス
Q1 針刺し・切創・汚染とは何ですか?
Q2 針刺しサーベイランスでは、どのようにデータを集めるのですか?
Q3 どのような報告書を使用すればよいのですか?
Q4 針刺しサーベイランスでは、発生件数を報告すればよいのですか?

各論4 プロセスサーベイランス
Q1 プロセスとは何ですか?
Q2 「有効な感染予防策」とは、どういうものですか?
Q3 なぜ、プロセスサーベイランスを行うのですか?
Q4 プロセスサーベイランスの対象となる「プロセス」には、どのような種類があるのですか?
Q5 プロセスサーベイランスの具体的な方法を教えてください。


Column
・積極的監視培養(検査)と、臨床的培養で検出された多剤耐性菌を区別して数えたほうがよい理由
・決まった判定基準を使う
・有病率の分子に含まれる多剤耐性菌陽性患者
・多剤耐性菌の有病(陽性)と発生(新規陽性)は何を表すか
・有病率の高い部署や期間は要注意 伝播が起こりやすくなっています!
・JHAIS委員会の中心ライン関連血流感染判定基準
・サーベイランスデータの有意差検定に使用できる統計解析ソフト

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