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  • 167号(Vol.14,No.3)


    コミュニティケア 2012年3月号



    A4変 80ページ(判型/ページ数)   2012年3月発行 978-4-8180-1632-3
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    • 定価: 1,188 円(税込)

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    特集1

    ナースも楽しく成長できる!

    小児訪問看護をはじめよう


     NICUや小児科病棟が満床のため、救急搬送された妊産婦が受け入れを拒否されるなど、NICUなどへの入院が難しいことが社会問題になっています。この背景として、重症の小児患者を受け入れる地域の医療機関が少なく、退院できないために長期入院せざるを得ない状況があることが指摘されています。
     小児患者と家族が安心して在宅で過ごすためには、訪問看護ステーションによるサポートが必要不可欠です。しかし、ステーションのナースに小児科経験がなかったり、抵抗感があるなどの理由で、小児患者の訪問の依頼があっても、なかなか受けることができないというステーションも少なくありません。けれども、訪問看護ステーションの利用者に年齢制限はないはずで、“地域”で暮らしている人はすべて訪問看護の対象といえるでしょう。
     本特集では、まず小児訪問看護の研究に取り組んでいる及川郁子氏による「総論」で、その現状と課題を整理します。そして、小児訪問看護に積極的に取り組んでいる梶原厚子氏に小児訪問看護のポイントをうかがい、訪問看護師3人から事例を報告していただきます。最後に重度心身障がい児者レスパイトケア施設を運営し、小児在宅ケアに熱心に取り組んでいる?橋昭彦医師に、地域での課題と訪問看護師への期待を述べていただきます。
     小児在宅ケアの“要”は訪問看護師です。在宅で暮らす小児患者とその家族を支えるために、訪問看護師がすべきことを考えます。


    特集2

    施設看護の質向上をめざす“研修”活用法


     安全・安心なケアを提供するには、個々の看護職が専門職として知識や技術を向上していくことが欠かせません。そのためにも最新知識を学べる機会として“研修”の活用が望まれます。しかし、高齢者ケア施設等に勤務する看護職からは「病院看護師を対象とした研修ばかり多くて、施設看護職が求める内容の研修が少ない」という声があります。これは「どこで」「どのような」研修が開催されているのかが広く周知されていないことにも要因があるのではないでしょうか。
     本特集では、施設看護職向けの研修講師を数多く務める川崎千鶴子氏から、制度等の変化に即した知識や技術を身につけることの大切さと施設看護職が研修の開催情報を得るための手がかりについて「メッセージ」をいただきます。続く「報告」では、施設看護職向けの研修を開催する3団体の企画担当者が、主な内容・企画意図・参加者に求める効果などの概要を紹介します。そして、これらの研修参加者から感想と研修情報を得るための工夫を述べていただきます。
     看護職が継続的に学ぶために“研修”は不可欠。その活用の“ヒント”を考えます。

目次

●特集
ナースも楽しく成長できる!
小児訪問看護をはじめよう

〈総論〉小児在宅ケアの中心を担うのは訪問看護師 及川郁子

〈インタビュー〉“看護のプロ”として小児訪問看護に取り組む 梶原厚子

〈事例1〉生き生きとした生活を支えることが訪問看護の大切な役割 高橋保子

〈事例2〉柊訪問看護ステーション(愛知県瀬戸市)
家族の“頑張り”だけに頼らない制度の構築を 神田春美

〈事例3〉宮崎県看護協会訪問看護ステーションなでしこ3号館(宮崎市)
小児訪問看護では患児・家族だけでなく訪問看護師も励まされる! 堤育子

〈メッセージ〉ひばりクリニック(栃木県宇都宮市)
訪問看護師は連携の“要”となり、小児在宅ケアを引っ張っていってほしい? 髙橋昭彦


●第2特集
施設看護の質向上をめざす
“研修”活用法

〈メッセージ〉
“研修”で看護の質向上をめざそう 川崎千鶴子

〈報告1〉神奈川県看護協会
施設の課題解決に結びついた“看護管理者研修”
田口良子・草場美千子・渡邊二治子 〈参加者の声1〉久米葉子

〈報告2〉全国高齢者施設看護師会
現場の“声”と“経験”を生かした研修で不安を解消
一ノ瀬孝 〈参加者の声2〉難波歩

〈報告3〉全国老人福祉施設協議会
特養看護職員の役割拡大に向けて
吉井敦子 〈参加者の声3〉工藤登紀子


●SERIES
地域看護専門看護師リレー・エッセー コミュニティで輝く 渡邉美也子
「患者・家族に必要な看護は何か」を考え、実践していきたい

看護の原点に戻り“看護の力”を発揮する めざせ! 開業ナース 鈴木 恵
バリアフリー旅行支援・小児在宅支援事業を展開して

角田直枝の病院と地域を“看護”がつなぐ 角田直枝
「地域医療再生基金」を“看護”で活用!

特別養護老人ホームでの“看護”の実践 井齊眞由美
特別養護老人ホーム豊中あいわ苑(大阪府豊中市)
——看護と介護の専門性を生かしたチームでケアに取り組む

訪問の 合間に一句 詠んでみる 訪問看護“泣き笑い”川柳 小橋川初美

コミュニティケア探訪 村上紀美子
がん患者さんが“相談する”場の力・人の力 経験知からサポートが生まれる
英国のマギーズがんケアリングセンター 〜CEO ローラ・リーさん

支えられて〜訪問看護師がALS療養者になって 牛久保結紀
年明け早々のハプニング

日本訪問看護振興財団からのお知らせ
仲間の“力”を集める訪問看護ステーション協議会の活動 ほか

全国訪問看護事業協会からのお知らせ
「平成24年度厚生労働省予算案」の概要について ほか


●COLUMN
ニュース手帳 編集部

ReviewCity 池田省三
在宅生活を支えるために問われる「専門性」

高齢者ケアの風景 甘利てる代
仮設住宅の今とこれから
──生きる力を取り戻す継続的な支援が必要

押川眞喜子の“メッセージfromSt.Luke” 押川眞喜子
訪問看護に“年末年始”なんてない?


●REPORT
ノルディックウォーキングで“がんばろう! 日本” 大田千賀子

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