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  • 看護職としての社会人基礎力の育て方


    専門性の発揮を支える3つの能力・12の能力要素
    箕浦とき子・高橋 恵 編


    B5 208ページ(判型/ページ数)   2012年12月発行 978-4-8180-1696-5


    • 定価: 2,376 円(税込)

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    ●新人・学生に! 経験を積んだスタッフに!
    ●専門性発揮の土台をつくる!

    “社会人基礎力”とは、経済産業省が示す「どんな仕事にも必要な最小限の能力」、〈3つの能力・12の能力要素〉からなる育成・評価指標。看護では姿勢・態度として育成・評価してきたものに相当します。本書は、これらの姿勢・態度を社会人基礎力の12能力要素に沿って“具体的な行動”に落とし込む(例「主体性」→「自ら進んであいさつする」など)ことで、より明確な視点からの評価・育成につなげることをねらいとします。看護職(ラダー別)・学生(実習時)の行動指標例、評価ツール開発例などを示して基礎力の育て方を解説。特に新人・学生の社会化などをサポートするかかわりに力点をおきました。類書のない1冊です。

目次

はじめに(高橋 恵)

1章 社会人基礎力とは
    どのような仕事にも求められる最小限の能力 (箕浦とき子)

1 看護技術以外・以前の「もっと根本的なもの」
 1 入職までに学生に身につけてほしいものとは?
 2 態度面の課題を中心に
 3 抽象的に表現されがちな姿勢・態度を可視化する

2 多様な人々とかかわって仕事をするための能力
 1 現場の切実なニーズから開発、打ち出された概念
 2 これまでも育成を図ってきたものを、より具体化・可視化
 3 基礎学力と専門知識を活かす能力
 4 3つの能力・12の能力要素
 5 柱となる《チームで働く力》
 6 仕事をする人の発達段階に応じた育成・評価指標
 7 学生、職場、地域の共通言語

2章 “現場で必要な基礎力”の看護学生への意識的な評価
   実習で養いたい態度・能力の可視化と役割移行の支援

1 看護を考え、チームで連携し、実践するための力
 1 なぜ、看護基礎教育で“意識的な”育成が必要か (箕浦とき子)
 2 本看護学科における社会人基礎力の位置づけ  (滝内 隆子)
 3 実習を通して現場で求められる基礎力を育てる

2 実習で養いたい態度・能力の可視化と行動指標の開発
 1 これまでも評価してきた“社会人基礎力に相当する能力”
 2 「実習目標」と「社会人基礎力」の関係
 3 本看護学科が考える社会人基礎力と行動指標(実習時):4つの能力13の能力要素

3 社会人基礎力育成プログラム運用の概要
 1 評価・育成の手法
 2 学生,教員,実習指導者(受け入れ施設)への働きかけ
 3 評価
 4 振り返り
 5 実施後の声と成果、今後の課題

4 学校・臨床の共通指標として (箕浦とき子)
 1 新人の職場適応・離職防止、看護職全般の教育にも
 2 卒後継続教育への橋渡し

5 学生から看護師への役割移行の支援 (松本喜代子)
 1 「看護師になる」ための意図的な支援の必要性
 2 看護学実習でイメージをもたせる
 3 就業の継続・離職防止につなげる

6 「臨床実践能力」と「社会人基礎力」の関係 (滝内 隆子)
 1 新人看護職員研修ガイドラインにみる臨床実践能力
 2 臨床実践能力の「到達目標」と社会人基礎力の関係

7 看護基礎教育から支援する臨床実践能力の育成 (清水 泰子)
 1 「看護職員として必要な基本姿勢と態度」の育成支援 
 2 実習を通じた育成支援の実際:社会人基礎力と関連づけて

3章 看護学生に伸ばしたい社会人基礎力
    4つの能力・13の能力要素と行動指標、教員・指導者のかかわり (杉浦 太一)

1看護学生の社会人基礎力
 1 潜在的な力をよりよい方向に伸ばすかかわり
 2 まず、学生が社会人基礎力を知り、意識する

2 本看護学科の考える社会人基礎力:4つの能力・13の能力要素
●4つの能力
 1 前に踏み出す力(アクション)
 2 考え抜く力(シンキング)
 3 チームで働く力(チームワーク)
 4 倫理

●13 の能力要素(定義/各能力を発揮した具体的な行動例(行動指標)/解説/育成にあたってのPoint)
[前に踏み出す力(アクション)]
・主体性
・働きかけ力
・実行力
[考え抜く力(シンキング)]
・課題発見力
・計画力
・創造力
[チームで働く力(チームワーク)]
・発信力
・傾聴力
・柔軟性
・状況把握力
・規律性
・ストレスコントロール力
[倫理]
・倫理性

4章 看護職としての社会人基礎力 育成・評価ツールの開発
    ラダーレベルに応じた態度・姿勢の行動指標

1 看護実践の基礎的能力 新人〜中堅、師長まで (高橋 恵)
  1 人と交わる場は、すべて育成の場
  2 評価の概要
 3 期待する能力を表す“共通語”として

2 社会人基礎力評価表(ラダー)開発の経緯 (松本喜代子)
 1 全職員の人材育成・評価のあり方見直しの必要性から
 2 ジェネラリストの能力開発の必要性から
 3 新人・中堅の能力開発の必要性から
 4 課題を反映した姿勢・態度の評価ツール開発の必要性から

3 社会人基礎力を指標とした姿勢・態度の評価ツールの開発
 1 社会人基礎力を育成・評価の指標に取り入れる
 2 当院の社会人基礎力評価表(ラダー):枠組みと行動指標

4 社会人基礎力ラダーの運用
 1 ラダー運用の概要
 2 運用にあたって

5  当院の看護職の傾向:基礎・新人〜副師長
 1 入職3ヶ月〜中堅にみられる傾向
 2 新人〜副師長にみられる傾向
 3 全体としての傾向
 4 フレームワークとしての適性

6 看護職としての社会人基礎力とは
 1 多様な患者・家族、多職種とかかわって仕事をするための力
 2 チームワークを高めるための力
 3 専門能力を活かす力/専門性発揮の前提となる力:看護実践のベースとして
 4 専門能力以前に求められる力:人として
 5 期待する能力や姿勢・態度を可視化するツール(指標)

7 当院の教育体制における位置づけと活用
 1 「医療組織人として看護に向き合う姿勢」を評価し、養うツール
 2 「自ら学び取る姿勢・力」の育成・評価ツール
 3 「現場を変革していく力」の育成・評価ツール
 4 より具体的なアドバイス・目標設定につなげるツール
 5 新人の社会化・職場適応を支え、離職を防ぐツール
 6 学校・臨床の共通指標
 7 2年目〜中堅のキャリアアップツール

5章 新人看護職の社会人基礎力の育成
    チームの一員として育つ 働いていく (高橋 恵)

1 チームの一員として育つための力
 1 あきらめない姿勢で職場に適応していく
 2 入職後3ヶ月・6ヶ月評価

2 近年みられる新人の離職傾向
 1 若年者の早期離職
 2 看護職の離職率
 3 就職に際しての新人の意識

3 なぜ、新人は辞めるのか
 1 生活パターンの変化に適応しきれない
 2 実習を通じた看護の仕事の実像理解が不十分
 3 達成感が得られる体験・実感を早期に求める傾向

4  働き続けるうえで不足がみられる能力とは
 1 リアリティ・ショック以前の基礎的な能力として
 2 あきらめない姿勢をもつために養うべき能力とは
 3 ダメージを乗り越えられる人、乗り越えられない人の差

5 当院実際例にみる「離職」と「社会人基礎力」の関係
 1 「インシデント体験を乗り越えられない」(発信力、ストレスコントロール力)
 2 「1人の先輩との人間関係に耐えられない」(発信力、柔軟性)
 3 「楽しさを見出せない」(主体性、実行力)
 4 「自分で決めた職業ではない」(主体性)
 5 「辞めてリセットしたい」(実行力、計画力、情況把握力)

6 残された者の受けるダメージ
 1 苛まれる自責の念、徒労感
 2 退職の連鎖
 3 新人が辞めないよう育てることが、両者のダメージを防ぐ

7 新人自身による経験の意味づけに必要な基礎力
 1 共通の価値観に向かわせるなかでの“プロセス”づくり
 2 リフレクションに必要な社会人基礎力(課題発見力など)
 3 気づき、経験を意味づける“場”を意図的につくる

8 人とのかかわりのなかで育つ基礎力
 1 基礎力と専門力
 2 人とかかわりチームで働く職業に重要な能力

9 12の能力要素の意味と新人の鍛え方
 1 主体性
 2 働きかける力(働きかけ力)
 3 実行力
 4 課題発見力
 5 計画力
 6 創造力
 7 発信力
 8 傾聴力
 9 柔軟性
 10 情況把握力
 11 規律性
 12 ストレスコントロール力

10 当院の新人の傾向:自己評価より
 1 入職3ヶ月目の傾向
 2 入職6ヵ月目の傾向
  

6章 看護職としての社会人基礎力と3ヶ月・1年目の行動指標
    3つの能力・12の能力要素とその発揮事例、より明確なアドバイス・目標設定 (近藤 昭子)

1 「セルフマネジメントできる部下」を育てる
 1 どんな行動が「自律した姿勢」につながるのか
 2 部下が自律的に看護できるよう、管理する
 3 “人財”育成の指標として

2 当院の考える社会人基礎力:3つの能力・12の能力要素
 ●3つの能力
 1 前に踏み出す力(アクション)
 2 考え抜く力(シンキング)
 3 チームで働く力(チームワーク)
 ●12 の能力要素(定義/解説/基礎(入職3ヶ月目)の行動指標/各能力を発揮した具体的な行動例・
     事例/新人(1年目)の行動指標/各能力を発揮した具体的な行動例・事例/育成にあたってのPoint)
 [前に踏み出す力(アクション)]
 ・主体性
 ・働きかける力
 ・実行力
 [考え抜く力(シンキング)]
 ・課題発見力
 ・計画力
 ・創造力
 [チームで働く力(チームワーク)]
 ・発信力
 ・傾聴力
 ・柔軟性
 ・情況把握力
 ・規律性
 ・ストレスコントロール力


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