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  • がん体験者との対話から始まる就労支援


    看護師とがん相談支援センターの事例から
    小迫冨美恵・清水奈緒美 編  神奈川県がん診療連携協議会相談支援部会 就労支援ワーキンググループ 協力


    A5 180ページ(判型/ページ数)   2017年2月発行 978-4-8180-2034-4


    • 定価: 2,268 円(税込)

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    相談支援のエキスパートが、看護師によるがん体験者の就労支援を詳しく解説!

    がん罹患者の3人に1人が就労世代であり、厚生労働省推計では約33万人が仕事を持ちながら治療を続けているといわれます。治療と仕事の両立は重要な課題であり、医療機関でもがん体験者の就労支援が始まっています。

    本書は、がん相談支援センターなどで就労支援に取り組んできた筆者らが、主に看護師が就労支援を行う上で必要となる視点を解説しました。がん体験者との対話による就労支援の事例も多数収録。看護師をはじめ、がんに携わる多くの医療者にとって、普段の実践のヒントとなる書です。【就労支援に活用できるシート付き】

目次

序章 がん体験者の語りと就労支援のつながり
 1.がん相談支援センターにおける患者との対話
 2.就労相談のニードにアンテナを高くし、治療と仕事の調整を支援する
 3.患者自身が意向を表出し行動することを支援する
 4.法規・制度を知る
 5.労働の専門家との協働を視野に入れてかかわる
 6.患者の語りから就労支援は始まる

1章 がん体験者の就労支援の現状
 1.がん患者の就労をめぐる国の動向とがん診療連携拠点病院の
   相談支援体制
 2.就労支援の現状からみえるもの

2章 看護師に求められる就労支援とは
 1.看護とがん患者の就労(仕事)
 2.患者にとってのがんと仕事
 3.就労支援につながる看護ケア

3章 就労支援に必要な知識
 1.労働にまつわる法律(労働法)
 2.お金や医療保険にまつわる制度
 3.さまざまな相談窓口

4章 がん相談支援センターの就労相談と連携
Ⅰ がん相談支援センターにおける就労相談
 1.がん相談支援センターとは
 2.相談の実際
 3.外部との調整、他職種・部門との連携
Ⅱ 連携のこれから:産業医、職場との連携
 1.治療と仕事の両立への支援に向けた連携のあり方
 2.支援の実際のポイント
 3.治療時期に応じた連携のあり方

5章 がんの局面ごとの支援のポイント
Ⅰ がんサバイバーシップと就労支援
 1.がんサバイバーシップからみた就労支援
 2.がんサバイバーのセルフアドボカシーと就労支援
 3.がんサバイバーシップの時期別にみた就労支援
Ⅱ 診断時の支援
 1.がん診断時の苦痛の特徴と意思決定の難しさ
 2.がん診断時の支援の仕組みづくり
 3.診断時の支援の効果
 4.診断時からの支援の可能性
Ⅲ 治療期の支援:化学療法(外来化学療法室)
 1.治療期の就労支援のポイント
 2.がんの部位による化学療法の特徴
 3.就労支援におけるセルフケア支援
Ⅳ 治療期の支援:放射線療法(放射線治療室)
 1.がんの部位による特徴
 2.放射線治療を受ける患者の就労支援
Ⅴ 治療期の支援:手術療法
 1.手術を受ける患者の周手術期管理の重要性
 2.手術により生じた変容への支援
 3.各機能障害に対する主な支援
 4.就労支援に向けたポイント
Ⅵ 治療期の支援:緩和ケア
 1.診断直後の緩和ケアの視点からの就労支援
 2.がんの病期による緩和ケアの視点からの就労支援
 3.セルフケア支援

6章 小児がん経験者の就労支援
 1.小児がん経験者が直面する就労の課題
 2.小児がん経験者の就労支援のあり方

7章 事例からみる がん体験者の就労支援
CASE 1 「病名告知時」の仕事への支援
 混乱に寄り添い情報を整理する
CASE 2 「化学療法開始時」における仕事の検討
 抗がん剤治療による仕事への影響が心配
CASE 3 「化学療法」における仕事の検討
 早まった退職判断を再検討して復職
CASE 4 「手術(人工肛門造設)」と仕事
 家業は続けられるでしょうか?
CASE 5 「化学療法の副作用(脱毛)」と仕事
 接客が心配です
CASE 6 「術後の後遺症(頻回な排便)」と仕事
 復職を目指したい
CASE 7 「不当な退職勧告」への支援
 治療を頑張ってきたのに無理ではないかと言われて
CASE 8 エンド・オブ・ライフにおける仕事
 最期まで仕事を続け、生きがいとやりがいを持ち続ける
CASE 9 「病状の進行」と仕事
 就労継続のために社会保険労務士相談を活用
CASE 10 「化学療法の副作用(手足症候群)」と仕事
 強い副作用があるが、仕事を続けていきたい
CASE 11 「小児がん治療後」と仕事
 晩期合併症があっても働きたい

巻末資料
 ①就労支援シート
 ②がん就労支援 情報収集シート
 ③社会保険労務士相談希望票 
 ④社会保険労務士出張相談連絡票
 ⑤社会保険労務士出張相談記録シート
 ⑥厚生労働省「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」(概要)

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