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    ──テクノロジーと看護のアイデンティティ
    マーガレット・サンデロウスキー 著 和泉成子 監訳 和泉成子、中岡彩 訳


    A5判変型 392ページ(判型/ページ数)   2004年8月発行 978-4-8180-1085-7


    • 定価: 4,104 円(税込)

    • 絶版

    看護職は、テクノロジー(体温計や聴診器や注射器や体重計、そして、人工呼吸器、吸引機、超音波、心電図モニターなど)を医師の手から譲り受け、それを使いこなすことで身体化し、目に見える働きを他にアピール(Devicesであると同時に、認めてもらいたいというDesiresでもある)してきた。しかし、それは一方で、ケアリングの本質である、病む人に寄り添い、語り合い、心身を癒すという側面を背景に追いやるようなリスクを招いてしまった。こうして医師たちは、上のようなテクノロジーを身体化した看護師を、逆説的にもテクノロジーの一部と同一視してしまった。つまり、看護職は、テクノロジーを取り込んで地位を高めようと策略するが、同時に、取り込んだつもりが取り込まれてしまい、自己のアイデンティティを見失いかねない罠にはまりこんでしまう・・・。本書は、21世紀の今日、看護職の依って立つ基盤は何かについて鋭く深い示唆を提出している傑作である。

目次

第1章 やっかいな関係
第2章 テクノロジーについての考察
第3章 手にした道具と物
第4章 医師のためのもう一つの目
第5章 真の看護とテクニカルな看護
第6章 目覚ましい看護
第7章 悩み多き境界線

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