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  • 「リスク感性」を磨くOJT


    人を育てるもうひとつのリスクマネジメント
    釜英介 著


    B5 184ページ(判型/ページ数)   2004年4月発行 978-4-8180-1069-7


    • 定価: 2,376 円(税込)

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    リスクマネジメントといえば、「リスクの把握・分析・対応・評価」という枠組みが浮かんできます。病院の専任リスクマネジャーである著者は、リスクマネジメントが有効に機能するには、事故をなくすのではなく、組織を変革させ、事故を起きにくくすることだと述べています。すなわち、現場の“人”を育て、組織全体が変わっていく形のリスクマネジメントといえます。
     本書では、そのために独自に開発した現場教育(OJT)プログラムを紹介しながら、そこで得られる体験の共有こそが生きたリスク学習となり、個々の「リスク感性」が磨かれ、ひいては組織が育っていくことを具体的に示しています。
    現場の看護職の方々、管理職、医療職一般の方にぜひお勧めしたい1冊です。

目次

第1章 臨床での事故をめぐるリスクマネジメントの問題 
 事故の発生が看護師に与える社会的影響・精神的ダメージ/リスクマネジメントの急速な広がり/リスクマネジメントは臨床で生かされているか/リスクの「把握・分析・対策・評価」という枠組みの有効性/リスクマネジメントを機能させるには何が必要なのか―「リスク感性」育成の提言 

第2章 インシデント・アクシデント・レポートが語る日常業務のリスク
 リスクがいっぱいの臨床の“落とし穴”/看護業務に関わる“起きやすいヒューマンエラー”とは/意外と多い知識不足・マニュアル無視・ルール違反/こんな時,こんな事故を防止できた例,できなかった例

第3章 「人」のマネジメントと「リスク」のマネジメント
 そこにあるリスクに気づくことは“「リスク感性」が高い”ということ /「リスク感性」はどのようにして捉えるか/検証1:どんな職場が事故発生率を少なくしているのか/検証2:どんな看護師が事故を起こしにくいのか

第4章 「リスク感性」を磨くOJT
 OJTプログラムの考え方―体験の共有こそが生きたリスク学習となる/OJTの進め方 /OJTの効果

第5章 OJTプログラムの実際
 プログラム1 医療事故について考えよう/プログラム2 みんなでヒューマンエラーを体験してみよう/プログラム3 自分を知るテストをやってみよう/プログラム4 抜き打ちチェックを取り入れてみよう/プログラム5 訴訟事例を取り上げてみよう/プログラム6 現場が抱える問題を解決するOJT
 
第6章 組織の「リスク感性」を磨くリスクマネジャーの役割 
 専任リスクマネジャーの役割って何? /専任リスクマネジャーが行う“組織横断的な活動”とは/組織の「リスク感性」を磨く“決め手”となるもの 

終 章

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