2008年8月アーカイブ

●大まかなこと...
グラウンデッド・セオリー・アプローチに実際に取り組んでみて、難しかった点、
解説してほしい点、知りたいことはありませんか? 連載1回目にむけて質問をお待ちしています.連載開始後は,連載を読んだ感想やそれに基づく質問をお待ちします.

●具体的なこと...
実際にグラウンデッド・セオリー・アプローチを使ってみて感じた疑問,例えば,オープンコーディングについての具体的な質問をお寄せください.

質問回答者のプロフィール

●INR連載執筆

戈木クレイグヒル 滋子

1994年、カリフォルニア大学サンフランシスコ校博士課程修了。看護学博士。
2009年4月より慶応義塾大学看護医療学部教授。主な著書に、『闘いの軌跡──小児がんによる子どもの喪失と母親の成長』(川島書店、1999/2002)、『質的研究方法ゼミナール──グラウンデッド・セオリー・アプローチを学ぶ 増補版』(医学書院、2008)、『グラウンデッド・セオリー・アプローチ─理論を生み出すまで』(新曜社、2006)『実践 グラウンデッド・セオリー・アプローチー現象をとらえる』(新曜社、2008)


●INR連載執筆ならびに分析グループ

三戸由恵 (元首都大学東京健康福祉学部助教)
安田由美 (首都大学東京健康福祉学部助教)
岩田洋子 (首都大学東京人間健康科学研究科博士後期課程)
水町清美 (川崎医療福祉大学医療福祉学部講師)
山本真梨子 (鎌倉市医師会訪問居宅支援センター)
鈴木希世子 (聖路加国際病院小児科)

首都大学東京で、グラウンデッド・セオリー・アプローチのゼミを始めてから10年になります。その内容をもとに出版した『質的研究方法ゼミナール:グラウンデッド・セオリー・アプローチを学ぶ 増補版』(医学書院、2008)と『グラウンデッド・セオリー・アプローチ:理論を生みだすまで』(新曜社、2006)や、現在校正中の『実践 グラウンデッド・セオリー・アプローチ:現象をとらえる』(新曜社より10月刊行予定)のほか、いろいろな場所でのワークショップを通して、ゼミに参加できない方々でも独習できる場を提供してきたつもりです。

しかし、本は一方通行ですし、ワークショップは単発なので、なかなか、みなさまとの「対話」にまでつなげることができませんでした。そんな中、インターナショナル ナーシング レビュー誌(INR)の編集部より、新連載とタイアップしたブログをつくることで、それが実現できるのではないか、という提案がありました。そして、ゼミの仲間たちが、データ分析部分を一緒にひき受けてくれることになり、連載開始より一足先にブログができあがりました。

この企画では、INR誌の連載「実践しながら学ぶグラウンデッド・セオリー・アプローチ:現象をとらえるステップ」に提示するデータを、読者が実際に分析してみる、そしてわからない点をブログで質問するという、本邦初の試みにチャレンジします。どういう展開になるかはなはだ心配ではありますが、せっかくの機会ですから,若い力を信じて楽しんでみたいと思います。(ちなみに、連載タイトルもみんなでアイデアを出し合って付けたものです。)

ブログにお寄せいただいたご意見の整理は編集部のイーサン・ハントMr.Mにお願いし(ミッション・インポシブルにならないことを願うばかり)、誌面にも反映させたいと考えています。

先にも書いたように、INR誌上のデータ分析部分は、若い仲間たちが中心になって担当しますから、ブログ上でのやりとりにも各回の担当者が参加して、みなさまと対話したいと考えています。くわえて、このブログが、ここを訪れてくださる方々どうしの、情報交換の場になることを願っています。

看護系の雑誌ながら,もちろん他領域の方のエントリーも歓迎です.

それでは、みなさまとの刺激的な対話を楽しみにしています!

首都大学東京 戈木クレイグヒル 滋子

第1回(139号)2009年1月刊行
 テーマ:「概要,プロパティとディメンション,ラベル」

第2回(140号)2009年4月刊行
 テーマ:「概念の把握」

第3回(142号※)2009年7月刊行
 テーマ:「参加観察法で収集したデータの分析」

第4回(143号)2009年10月刊行
 テーマ:「概念の関係をとらえる」

第5回(144号)2010年1月刊行
 テーマ:「カテゴリーを現象に分類する」

第6回(145号)2010年4月刊行
 テーマ:「カテゴリー関連図とストーリーライン」

第7回(147号)2010年7月刊行
 テーマ: 「理論化を促進するためのテクニック」

第8回(148号)2010年10月刊行
 テーマ:「カテゴリー関連図の統合と次のデータ収集に向けてのサンプリング」

※141・146号は臨時増刊号のため休載します。
なお、テーマは変更される可能性もありますのでご了承ください。

連載タイトル
「実践しながら学ぶグラウンデッド・セオリー・アプローチ:現象をとらえるステップ」

執筆
戈木クレイグヒル 滋子先生(慶応義塾大学看護医療学部教授)

内容
日本看護協会出版会より発行の季刊「インターナショナル ナーシング レビュー」誌にて2009年1月号(139号:Vol.32 No.1)よりスタート。年4回(1・4・7・10月)、2年間(全8回)にわたって掲載します。

質的研究手法、とりわけグラウンデッド・セオリー・アプローチの実践指導者として、学生のみならず多くの研究者からも厚い信頼を得られている、戈木クレイグヒル滋子先生による連載企画です。

連載では毎号、データの分析を具体的に紹介しながら解説を加えていきます。第1、2、4回では20切片くらいの短いデータを3つ用いて展開し、第3回は参加観察法をもちいてのデータ収集とデータの分析をおこないます。さらに第5、6回では連続して研究をどう進めていくのかを示し、第7回では、比較と理論的サンプリングをおこなう予定です。そして,最終回の第8回は、その結果を論文にしたものを提示し、グラウンデッド・セオリー・アプローチにおける論文の書き方を示します。これらを通じて、読者のみなさまに自習的なテキストとしてご利用いただけることを目指します。

グラウンデッド・セオリー・アプローチについての質問募集!

このブログでは、グラウンデッド・セオリー・アプローチについてのさまざまなご質問にお答えします。詳しくはこちら

INRについて

INR連載関連データ

第1回 139号/09 Winter
第2回 140号/09 Spring
第3回 142号/09 Summer
第4回 143号/09 Autumn
第5回 144号/10 Winter
第6回 145号/10 Spring なし
第7回 147号/10 Summer なし
最終回 148号/10 Autumn
(※141・146号は臨時増刊号のため連載はお休みです)