- A4変 128ページ (判型/ページ数)
- 2007年02月発行
本体価格(税抜): ¥1,100
特集1:
意思表示のできない患者への倫理的な関わり方
ターミナル期の意思決定支援
昨今の医療現場では、患者の人権や自己決定権を擁護することが当然のこととなり、一方、人工呼吸器取り外し問題等、意思決定支援のあり方が問われています。
特集では、医療チームとして倫理的視点を共有し患者を人として尊重することの重要性を導入とし、意思決定能力の見極めから意思決定支援までのポイントを解説。さらに厚生労働省による「終末期医療に関するガイドライン(たたき台)」公表の意義と課題についても言及します。
特集2:
職場内喫煙率ゼロを目指して!
看護職の喫煙対策の現状と課題
日本看護協会が2001年に行った「看護職とたばこ・実態調査」での看護職喫煙率は25.7%。看護職の4人に1人は喫煙者という実態を重く見た日本看護協会では、看護職のたばこ対策としてさまざまな事業・活動を積極的に展開してきました。
特集では、2006年に再び実施された実態調査の概要および禁煙支援のモデル病院2事例の取り組みを紹介し、今後の課題と展望について報告します。