- A4変 88ページ (判型/ページ数)
- 2010年03月発行
本体価格(税抜): ¥1,100
特集1:
不要な吸引はするな!
危険性を再チェック
2009年、厚生労働省の検討会*で、特養介護職員の医療行為について話し合われ、口腔吸引と経管栄養のモデル事業が実施されました(p.43- 45)。今回は気管吸引が対象になっていませんが、今後、さらなる範囲拡大も考えられます。実際に、在宅では家族や介護職の気管吸引が条件つきで認められています。
本特集では、安全な吸引のポイントを手順に沿って説明し、その行為の中に潜む危険性を再チェックします。
*特別養護老人ホームにおける看護職員と介護職員の連携によるケアの在り方に関する検討会
特集2:
NT special 退院支援・退院調整
医療・ケア継続のための介護介入とチームアプローチ
1月号から始まったNT specialも、3回目となりました。今月号では、編集アドバイザーの宇都宮宏子さんに、「退院支援・退院調整」に病棟・外来などの“ジェネラリスト・ナース”がかかわることの大切さをうかがいました。
また、前号から引き続いて、「退院支援・退院調整の3段階プロセス」を解説。今回は“第2段階”で、まさにジェネラリスト・ナースに求められるスキルの部分です。
地域の看護職からの報告は、介護老人保健施設から。介護職とともに働く林美穂さんの実践です。そして、退院調整看護師のエッセーは高槻赤十字病院・原田かおるさんからのメッセージです。