- A4変 80ページ (判型/ページ数)
- 2015年12月発行
- 978-4-8180-1894-5
本体価格(税抜): ¥1,200
特集1:
ケアマネジャーに聞く!
選ばれる訪問看護ステーション
近年の訪問看護ステーション数の増加に伴い、いかに利用者を増やすかに頭を悩ませている訪問看護ステーションの管理者は少なくありません。そこで本特集では、利用者を増やすために重要な第一段階となる、ケアマネジャーに選ばれる訪問看護ステーションになるには何が必要かを探ります。
〈座談会〉では、現役のケアマネジャー3人にお集まりいただき、“覆面座談会”の形式でステーションを選ぶときの視点や依頼しやすい・関係を継続したいステーションの特徴、訪問看護師に求めることなどについて忌憚のないご意見をいただきます。続く〈報告〉では、実際に“ケアマネジャーに選ばれている”5つの訪問看護ステーションの管理者が、ケアマネジャーとの連携やサービス提供においてどのような点に留意しているかを紹介します。
円滑な連携・良好な関係づくりへの工夫は、地域包括ケアシステムで訪問看護ステーションが求められる役割を果たしていく上でも大きなヒントになるでしょう。
現在、高齢者に低栄養状態の方が多く見受けられるようです。低栄養状態になると、体力の低下や症状の悪化、二次障害のリスクの発生を引き起こします。そのため、地域で働く看護職には高齢者の低栄養状態を早期発見し、改善することが求められています。
本特集では、<総論>で高齢者の栄養状態をアセスメントする大切さや低栄養状態を発見・改善するために必要な視点を論じた上で、低栄養状態を予防・改善するための具体的な方法を<解説>で提示します。続く<報告>では、低栄養状態を改善させたことで高齢者の活動性が高まった取り組みを、<コラム>では、訪問歯科診療を行う歯科医師の低栄養状態の改善に向けた活動を紹介します。
皆さんの訪問看護ステーションや施設では、利用者の栄養状態にしっかり目を向けていますか? あらためて高齢者の低栄養対策を考える際の参考にしてください。