- A4変 120ページ (判型/ページ数)
- 2017年11月発行
本体価格(税抜): ¥1,400
特集1:
病院助産師が発揮したい「ウィメンズヘルスケア能力」
女性やその家族、地域住民に対し、性と生殖に関する相談対応や健康支援を行うウィメンズヘルスケア(以下:WHC)は、助産師のコア・コンピテンシーとして必須の能力です。特に近年は女性の生涯における健康への包括的支援として、病院勤務の助産師にも今まで以上にWHC能力の発揮が求められます。
特集では、日本看護協会の「平成28年度分娩取扱施設におけるウィメンズヘルスケアと助産ケア提供状況等に関する実態調査」結果概要と地域での多様な実践事例を紹介。病院勤務の助産師が獲得したいWHC能力の内容や、能力をどう身につけ、発揮していけばよいのかについて考えます。
★「協会ニュース」10月号解説も併せてお読みください。
病院も地域包括ケアのメンバーの一員であるという認識は高まってきました。しかし、実際にそのメンバーとしての役割をどのように果たしていけばよいのでしょうか?
座談会では、地域包括ケアにおいて外来看護師の意識を高め地域で活躍してもらうことが重要であることや、病院は地域から学ぶ一方で教育・研修機関として看護師の育成に寄与すべきであることなどについて話し合いました。
論考では、尾形裕也氏に地域における病院のポジショニングについて解説していただき、中村明美氏には、香川県看護協会の地域包括ケアシステム構築への取り組みと、その中での病院の役割について述べていただきます。