- A4変 80ページ (判型/ページ数)
- 2017年12月発行
- 978-4-8180-2014-6
本体価格(税抜): ¥1,400
日本訪問看護財団が昨年11月に実施した調査では、過去6カ月間に利用者の外来通院に同行したことがあると回答した訪問看護ステーションが半数超に上りました。現在、このようなケースについての診療報酬・介護報酬上の評価はありませんが、家族形態・社会環境の変化等に伴い、同行ニーズのある利用者は多いのが実情です。
そこで本特集では、訪問看護師による利用者の外来受診への同行や受診先医療機関との連携の実際について事例を基に解説するとともに、同行の必要性が高い利用者の傾向、同行時の訪問看護師の役割や留意点を探ります。併せて、医療機関の外来看護師の視点から訪問看護師に期待すること、また日本訪問看護財団による調査の結果概要を紹介します。
在宅療養者の生活を支える上で、医療機関の外来看護師と訪問看護師の連携は極めて重要です。地域包括ケアシステムの中で、それぞれが果たし得る役割や連携のあり方を考えます。