- A4変 80ページ (判型/ページ数)
- 2019年03月発行
- 978-4-8180-2143-3
本体価格(税抜): ¥1,400
地域包括ケアシステムにおいて、患者・療養者に質の高いケアを提供するためには、個別の医療機関・訪問看護ステーションなどだけでなく、地域全体でケアの質を向上させることが必要とされています。こうした背景から、機能強化型訪問看護ステーションの要件においても地域支援が求められ、特に地域の医療機関や訪問看護ステーションに向けた教育機能が期待されています。
そこで本特集では、訪問看護ステーションの教育機能に焦点を当て、訪問看護ステーションが地域の医療機関・訪問看護ステーションの看護職などを対象に行う研修の意義や実施のメリット、それらの活動を地域連携に生かす方法について考察します。さらに、実際に研修に取り組んでいる4つの訪問看護ステーションが、開催の経緯や準備、実施内容、効果、今後の展望を論じます。
本特集を参考に、ぜひ皆さんのステーションでも研修会の開催に取り組んでみてはいかがでしょうか。
特集2:
業務の効率化に活用できる機器
導入の効果と留意点
在宅医療・介護の現場では、業務の効率化に向けてICTを活用したさまざまな機器の導入が進んでいます。
本特集では、在宅医療・介護の現場における機器導入の現状や効果、課題を解説。さらに、インカムや睡眠計、移乗・移動機器、クラウドシステムを活用する4カ所の高齢者ケア施設・訪問看護ステーションが導入までの経緯や経費、職員・利用者にとってのメリット、導入の際の留意点などを紹介します。
機器は、現場のスタッフが使いこなしてはじめて、さまざまなメリットを得ることができます。4カ所の施設・事業所が実施した取り組みから、機器導入や運用定着のポイントを考察します。