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新版 助産師業務要覧

  • 日本看護協会助産師職能委員会 監修 遠藤俊子・渡部尚子・山本あい子・青木康子・村上睦子 編集
  • B5 456ページ (判型/ページ数)
  • 2005年07月発行
  • 978-4-8180-1144-1
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本体価格(税抜): ¥4,418
定価(税込): ¥4,860
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人口減社会の節目にある今、助産師の機能と役割について7年ぶりに改訂。主な改訂ポイントは、助産師業務の核となる業務(妊娠、分娩、産褥、新生児期の診断とケア)を、本書では「マタニティサイクル」とし、妊産褥婦や新生児ケアの基本となる倫理的視点、電子媒体による看護記録、災害への対応などを盛り込みました。
また、リプロダクティブ・ヘルスに関する助産師業務,特にDVや思春期における性教育や性感染症予防など,社会的背景を考慮して新設。「健やか親子21」や「少子化社会大綱」など国の施策に基づいて助産師がかかわる事業、助産師業務改善の取り組みも記載しています。また、「ICM基本的助産業務に必須な能力」「医療機関における助産ケアの質評価」など充実した資料を収載しました。


第1章 助産師の業務
 A 保健師助産師看護師法にみられる助産師の業務
 B 母子保健法にみられる母子保健指導
 C 日本看護協会が示す助産師の定義と業務
  1助産師の定義と業務
  2母性看護領域における周産期看護の看護業務基準
 D 日本助産学会の示す日本の助産婦が持つべき実践能力と責任範囲
 E 国際助産師連盟(ICM)が示す業務範囲とエッセンシャルコンピテンシーズ(必須能力)
  1助産師の定義ならびに業務
  2基本的助産業務に必須な能力
F 助産師の業務に影響をもたらした出来事
  1第二次世界大戦後から母子保健法成立まで
  2母子保健法の施行から平成に至るまで
  3平成の時代
F 認定看護師・専門看護師の誕生
第2章 助産師の身分
 A わが国における助産師とは
  1助産師の定義
 B 助産師の資格
  1助産師の資格取得
  2助産師免許の取り消し,業務の停止,再免許
 C 助産師の業務権
  1助産師の業務権
  2助産師自身の判断で行い得るもの
  3主治医の指示に基づいて行うもの
  4助産師の報酬請求権
 D 助産師の義務
  1届出業務(業務従事者届)
  2応招義務
  3異常な場合,医師に診療を求めさせる義務
  4証明書交付義務
  5異常死産児の場合の届出
  6助産師の記載義務
  7秘密を守る義務
  8その他
第3章 助産師と倫理綱領
 A ICM(国際助産師連盟)助産師の倫理綱領(1999年)
B ICN国際看護師協会看護師の倫理綱領(2000年)
C JNA日本看護協会看護者の倫理綱領(2003年)
第4章 マタニティサイクルにおける業務
 A 妊娠期の診断とケア
  1妊婦の健康診査
  2妊婦の健康を支える援助
  3妊婦の主体性を尊重する援助
  4妊娠期ケアの展開方法
 B 分娩期の診断とケア
  1産婦の健康診査
  2安全で快適な分娩
  3救急時の対応
  4子癇発作
  5新生児の救急対応
 C 産褥期の診断とケア
  1褥婦の健康診査
  2褥婦の保健指導
  3健康逸脱時の支援
 D 新生児期の診断とケア
  1新生児の健康診断
  2分娩室からの新生児退出基準(母子同室の場合)
  3健康逸脱時の支援
 E 低出生体重児への支援
 F 障害児への支援
第5章 リプロダクティブヘルスにかかわる業務
 A 思春期
  1性教育
  2性感染症(sexually transmitted diseases:STD)
  3人工妊娠中絶
 B 成熟期
  1家族計画指導
  2遺伝相談―遺伝的課題をめぐる助産ケア
  3不妊
  4ドメスティック・バイオレンス(DV)
  5性同一性障害
  6育児支援
  7虐待防止(子ども)
  8精神疾患を持つ母親への支援  
 C 更年期
  1更年期の健康支援
  2更年期外来
 D 老年期
  1女性のライフステージにおける老年期の意味
  2老年期女性の健康支援
  3老年期の健康支援における助産師の役割
 E 家族
  1家族とは
  2なぜ家族に焦点を当てるのか
  3家族のとらえ方
  4家族支援
第6章 活動場所の特性と業務
はじめに―産科医療における助産業務の本質
 A 病院・診療所
  1病院・診療所とは
  2周産期医療における助産業務活動
  3助産業務管理の基本
  4助産業務と人事管理
  5診療報酬算定のために必要な看護体制
 B 助産所
  1助産所の法的根拠
  2助産所の特色
  3助産所の分類
  4助産所の経営
  5助産所開業の実際
  6家庭分娩
  7これからの助産所経営
 C 周産期センター
  1周産期センターとは
  2周産期センターにおける助産師業務の特色
 D 政令市における助産師活動
  1保健福祉センターにおける助産師の活動
  2保健福祉センターにおける助産師の位置づけ
  3保健福祉センターの助産師の役割
  4母子保健制度に基づく保健指導
  5健康教育
  6訪問指導
  7産業保健における母子保健活動
 E 地域社会(連携を主に)
  1地域社会のなかでの助産師の役割
  2助産師が行う褥婦の継続ケア
  3地域と連携が必要な事例
  4地域と連携した事例紹介
  5今後の課題
第7章 助産師の管理業務
 A 労務管理
  1雇用
  2就業規則
  3母性保護
 B 医療事故防止
  1 法的解釈
  2 院内の防止策
 C 感染管理
  1感染症に関する法律
  2政策実現を支えるデータ
  3感染対策の実際
 D 情報管理
  1助産師と情報管理
  2情報の利用
  3助産にかかわる記録
  4情報の取り扱いと情報提供
  5看護の質向上のための情報の利用
  6記録の電子化
  7クリティカルパス
 E 機能評価
  1日本医療機能評価機構による病院評価機構
  2助産業務の自己点検による質評価
 F 災害の備え
  1災害多発圏としてのアジア
  2災害の定義
  3災害の分類
  4災害看護と災害看護学
  5災害時の法的対応
  6日本における防災体制
  7災害に対する備えの考え方
  8災害時に必要な具体的な備え
第8章 助産師の教育
 A 日本における看護基礎教育と看護専門家育成の考え方
  1助産師養成基礎教育の考え方
  2厚生労働省による卒後研修の開始
 B 助産師の基礎教育
  1助産師基礎教育の教育制度の歴史的変遷
  2助産師教育内容の変遷
  3助産師の基礎教育機関の現状
  4臨地実習における教育配慮
  5臨地実習においての学生の学習効果を高めるために
 C 卒後教育
  1卒後教育と現任教育の考え方
  2学位につながる教育
  3専門看護師について
 D 現任教育
  1認定看護師について
  2その他の研修会について
  3施設内教育について
第9章 助産師業務改善の取り組みと職能団体の役割
 A 個人や職場で取り組むこと
 B 団体を作って取り組むこと
  1政策実現を支えるデータ
  2複雑な手続き
  3限界
 C 助産師業務に関連した今日的課題

巻末資料

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