- 野嶋佐由美・渡辺裕子 編集
- A4変型 160ページ (判型/ページ数)
- 2004年02月発行
- 978-4-8180-1055-0
本体価格(税抜): ¥2,500
国の医療政策により患者の早期退院が進められています。しかし、家族にとって退院は、たとえ喜びを持っていたとしても、自らが介護を提供する立場への転換であり、再発・悪化や介護力の問題など様々な不安が伴います。本特集では、退院における家族の状況を理解し、家族看護のあり方を考察した上で、看護師が抱えるジレンマについても分析・打開策を考えます。また、退院に向けて、家族看護の視点に基づいたアセスメント論・アプローチ論を紹介するとともに、小児や精神、ターミナルなどの各領域におけるポイントについても報告。患者・家族、そして看護師にとってより良い退院のあり方を考えます。