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インターナショナル ナーシング レビュー

112号(Vol.26,No.4/2003年)

  • A4変型 88ページ (判型/ページ数)
  • 2003年06月発行
本体価格(税抜): ¥982
定価(税込): ¥1,080
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特集1:

医療安全文化の確立へ

 国際原子力機関では、安全文化は「安全性に関する問題を最優先にし、その重要性に応じた配慮を行う組織や個人の特性や姿勢の総体」と定義している。厚生労働省はこれを医療に当てはめ、医療安全文化を「医療に従事するすべての職員が、患者の安全を最優先に考え、その実現を目指す態度や考え方およびそれを可能にする組織のあり方」としている。本特集では、医療安全文化とは何であるか、そしてそれを医療の現場で確かなものとするために何が必要であるのかを考える。また、日米英の実際の取り組みなども紹介する。


特 集
医療安全文化の確立へ
医療における安全文化 我々の目指すべきは? 相馬孝博
ブリガム&ウィメンズ病院における患者安全文化 N. クルーガー・E. グレイドン-ベーカー・A. C. ハーレイ
ジョンズ・ホプキンズ病院における患者安全総合プログラムの概要 C. デニソン・P. プロノボスト
患者の安全性を確保するための臨床文化の創造 I. スコット,M. ヒックリン
武蔵野赤十字病院における医療安全文化確立への方略 杉山良子・西三代子
船橋市立医療センターにおける医療安全システム確立への方略 清川尚・唐澤秀治・吉井芳美
社会技術としての医療安全技術 システム工学から見た安全文化 飯塚悦功

報告
カナダHIV/AIDS研修報告 武田謙治

ほか

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