- 日野原重明 著
- B5 180ページ (判型/ページ数)
- 2007年06月発行
- 978-4-8180-1276-9
本体価格(税抜): ¥2,200
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絶版
バイタルサインの測定法、安静の解釈、栄養摂取や輸液についての知識など、既存の基礎看護学のテキストには、今なお古い解釈や不正確な記載があります。本書では、バイタルサインを5大要素に限らず、心電図や肺機能、水と電解質の知識や輸液の原理にまで拡大解釈し、従来、医師に独占されていた視診・聴診・打診・触診などの技術や診断学の基本が身につけられるように解説しました。また、仰臥位安静のデメリットと腹臥位のメリット、死後の処置の見直しなどについて提唱しています。
21世紀の先端を行くナースたちには診断学を十分に修得し、広義の健康や疾患の診断的評価を身につけてほしい、それが患者さんのQOL向上につながる…日野原先生からナースたちへのちょっぴり辛口な、そして熱いメッセージです。