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コミュニティケア

2006年10月臨時増刊号 92号(Vol.8,No.12)

  • A4変 152ページ (判型/ページ数)
  • 2006年10月発行
  • 978-4-8180-1225-7
本体価格(税抜): ¥1,500
定価(税込): ¥1,650
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特集1:

事例から学ぶ

訪問看護におけるフィジカルアセスメント

 訪問看護でフィジカルアセスメントを行う場合、利用者本人の要因や住環境などがより複雑に絡み合うため、身体情報と生活環境情報をいかに連結させるかが重要なカギを握ります。また重症度や緊急度を的確にアセスメントし、様子をみるか主治医に報告すべきかといった判断も求められます。
 本総特集は、「フィジカルアセスメントそのものについての考え方とポイント」(第1章)、「実際の訪問場面を基に、どのように情報を集めて判断していくかを振り返る誌上カンファレンス」(第2章)、「フィジカルアセスメントを適切に行うための手技・手法の解説」(第3章)の3部構成。
 1章ではフィジカルアセスメントの国内第一人者である山内豊明氏がフィジカルアセスメントの要点をわかりやすく解説。2章では、「熱が出た」「胸が痛い」「息が苦しい」「足の先が冷たい」など利用者・家族からよく出される訴えごとに、アセスメントの流れをカンファレンス形式で丁寧に振り返り、判断のポイントを詳説。無意識で行った判断もあえて掘り起こし、その根拠を考えます。3章では、問診・視診・聴診・触診・打診など各手技のコツや押さえておきたい異常サイン等をコンパクトに説明します。
 効率的で的確なアセスメントを行うためのヒントやコツが満載な1冊。目的と根拠を理解し、フィジカルアセスメント能力に磨きをかけたい訪問看護師は必読です!


はじめに/山内豊明

第1章[総論]
在宅におけるフィジカルアセスメント

1 フィジカルアセスメントとは何か/山内豊明
2 訪問看護におけるフィジカルアセスメントの意義
3 フィジカルアセスメント各技法のポイント

第2章[ケースカンファレンス]
利用者・家族の訴えからのアセスメント

1 熱が出た
コラム1 高齢者は37℃でも有熱
   2 嘔吐がみられた場合は、「消化管」か「脳圧」の異常を疑おう
   3 頭蓋内圧亢進症は、「眼底検査」か「頸の硬さ」で見抜く
   4 高齢者と子どもは脱水になりやすいので要注意
   5 脱水を疑うときは「トイレの回数」よりも「尿の総量」をチェック
   6 チアノーゼが出現する条件
   7 息苦しさの原因は「呼吸器」と「循環器」をワンセットで考える
   8 異常呼吸音の4つのパターンと、音がするワケ
   9 高齢者の場合、咳の有無だけでは誤嚥を判断できない
   10 抜けかかったマーゲンチューブを戻したら、必ず確認する

2 意識がない
コラム1 意識を失う前後の「経過」を知る人を確保しよう
   2 意識障害を起こす原因は主に3つ
   3 ジャパン・コーマ・スケール
   4 低血糖の原因は「インスリン」による血糖低下作用
   5 意識障害の約半数は低血糖など代謝性の全身疾患
   6 イレウスの種類は4つ
   7 イレウスのときに聴こえる「金属音」のワケ 
   8 腸蠕動音の表現は「弱い」だけでは不十分
   9 「腸蠕動音」だけでなく「血管雑音」も聴取しよう
   10 腹部のアセスメントは視診→聴診→打診→触診の順
   11 「麻痺性イレウス」と「絞扼性イレウス」
   12 腹部が張る原因は主に6つ
   13 腹部打診による「鼓音」と「濁音」

3 胸が痛い
コラム1 左心不全時の呼吸音
   2 血圧の維持
   3 左心不全が起こると、肺うっ血が起こる
   4 心臓の大きさを確認する3つの方法
   5 「胸が痛い」という訴えから考えられる緊急を要する疾患
   6 心筋梗塞の全部に胸痛があるわけではない
   7 肺梗塞とは

4 息が苦しい
コラム1 腹部の視診のポイント
   2 高齢者の「低血糖」は重症化しやすい
   3 「言語不明瞭」の原因は主に「構音障害」と「失語」
   4 構音障害はある程度、原因を推定できる
   5 サチュレーションで、貧血の有無は判断できない
   6 息苦しさは「進行具合」と「随伴症状」に着目
   7 「息苦しさ」と「横隔膜」の関係→横隔膜の“左右差”に要注意
   8 気胸の種類は4つ
   9 気胸があれば、呼吸音に「左右差」が認められる
   10 肺梗塞の場合は、呼吸音に「左右差」がない

5 むくみがある
コラム1 嘔吐をみたら頭蓋内圧亢進を忘れずに
   2 むくみと頸静脈の怒張
   3 肝臓のうっ血はどのようにみるのか
6 活気がない
コラム1 生活支援におけるフィジカルアセスメント
   2 無意識での情報交換の重要性と落とし穴
   3 膀胱炎は発熱の原因の1つ

7 足の先が冷たい
コラム1 高齢者のレイノー現象のベースには整形外科領域の疾患がある
   2 TIAは、脳梗塞が起きる警告サイン
   3 循環不全の有無を、色の変化で見抜く
   4 皮膚知覚は「触覚」と「痛覚」の2種類をチェックする
   5 皮膚知覚をみるときは必ず「左右差」を確認する
   6 深部感覚の確認は、必ず行う必要はない
   7 深部感覚に「左右差」はあまりない
   8 足背動脈の閉塞は、激しい痛みをもたらすこともある
   9 脈拍の「左右差」で、血行障害の有無がわかる

8 だるい
コラム1 「胸が苦しい」原因は循環器・呼吸器・消化器の3つを想定
   2 「だるい」という訴えを聞いたときに確認すべきこと
   3 「だるい」という訴えから考えられる疾患
   4 尿量は「回数」よりも「量」を確認
   5 水分摂取は、「点滴」よりも「経口摂取」が望ましい

第3章[解説]
フィジカルアセスメントの技術と実践

1 問診/篠崎惠美子
2 視診 1皮膚、爪 2胸郭拡大・呼吸パターン 3口腔周辺、咽頭反射・嚥下/新實夕香理
3 聴診 1呼吸音 2心音 3腸蠕動音/佐伯香織
4 触診 1浮腫 2音声伝導(触覚振盪音) 3脈 4皮膚知覚/平良美栄子
5 打診 1胸郭 2横隔膜の同定(背部の打診) 3腹水の評価(腹部の特殊な打診)/相原優子
6 器具を使うアセスメント 1血圧計 2体温計 3パルスオキシメーター 4音叉/佐々木詩子

参考文献

カテゴリ一覧

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