- 蛭田明子 著
- A5 176ページ (判型/ページ数)
- 2017年08月発行
- 978-4-8180-2056-6
本体価格(税抜): ¥2,400
在庫:
有り
子どもを亡くした女性と家族を医療者はどのように支援できるのか
死産や新生児死亡を経験した女性に対して、医療者は積極的にその体験について聞くことをためらいがちです。しかし女性の本当の想いを知らずして、必要な支援を提供することはできません。女性の語りを通して、センシティブな話題ゆえにこれまで浮き彫りにされてこなかった世界を知ることで、喪失を体験した女性にかかわる上で求められる有用な示唆を得ることができるでしょう。4人の女性の体験をフッサールの現象学を用いて解釈・考察した博士論文を、研究者だけでなく、臨床現場の方にも読んでいただけるよう、読み物として再構成しました。