- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2017年12月発行
本体価格(税抜): ¥1,600
特集1:
未来に向けて今必要とされる
子育て世代への切れ目ない支援
妊産婦や乳幼児等の支援には多くの関係機関がかかわり、制度や機関により支援が分断されてしまうという課題があります。安心して子どもを産み育てることができる社会をつくりあげるためには、妊娠・出産・子育て等の支援に携わる関係機関・多職種の連携・協働が求められ、地域と一体となったケアの提供が必要とされています。
本特集では、国と日本看護協会が考える子育て世代への支援における看護職の役割を示し、日本看護協会の平成28年度「子どもと子育て世代包括ケア推進のためのモデル事業」参加地域の取り組みを紹介。看護職と地域の連携によって、子育て世代の支援を継続的に実施する必要性・重要性を訴えます。
地域包括ケアシステムの構築が求められ、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、病院においても在宅療養の継続を支援する動きが活発化しています。
病院が在宅療養支援に取り組む上で、在宅と病院をつなぐ窓口として期待されているのが外来看護です。
特集2では、外来看護に求められる役割や在宅療養を支援するための外来のシステムづくりについて解説。外来看護により通院患者の病状や意思を的確に把握して病棟看護師や訪問看護師、専門性の高い看護師、他職種との連携をはかり、患者のよりよい在宅療養の継続に力を発揮している事例を紹介します。