- A4変 80ページ (判型/ページ数)
- 2018年01月発行
- 978-4-8180-2071-9
本体価格(税抜): ¥1,400
特集1:
認知症グループホームと 訪問看護の医療連携
近年、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)では利用者の要介護度が重度化し、医療ニーズも高まっており、またグループホームでの最期を望む人も増えています。この状況から、グループホームと訪問看護ステーション等との医療連携や看取りが介護報酬で評価されるようになりました。今後、グループホームと訪問看護ステーション等との医療連携は、ますます重要になっていくでしょう。
本特集では、医療連携により看護師が介入することの効果や、看護師への期待をまとめます。また、3つの訪問看護ステーションによる医療連携の経緯や実際、メリットについての報告と、連携先のグループホームの声を紹介。医療連携する際に必要な契約内容・契約料の決め方や留意点についても解説します。
訪問看護ステーションはグループホームとの医療連携により、認知症高齢者の学びをより深め、また安定的な利用者・収入の確保なども期待できます。本特集を参考に取り組んでみてください。
特集2:
理想を実現しよう
訪問看護ステーションの起業
訪問看護ステーション数はこの5年で1.4倍になり、利用者数も増加の一途をたどっています。その一方で、残念ながら約4%のステーションが開設した初年度に廃止となっています。これはなぜでしょうか?
本特集では、訪問看護ステーションの起業と安定的な経営に必要な知識やポイントを解説します。まず訪問看護ステーションを起業した経営者の実体験を紹介した上で、経営者に求められる資源の有効な活用法と情報リテラシーの高め方を論じます。さらに、行政書士・社会保険労務士・公認会計士・税理士の専門家が、設立手続きや開設までのスケジュール、PR活動、融資制度、採用活動、マーケティング、事業計画、経理、税金に関する質問に回答します。
訪問看護ステーションの起業や新事業の立ち上げなど、皆さんの理想を実現する際の参考にしてください。
〈監修〉渡邉尚之氏(渡邉会計事務所所長)