- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2018年03月発行
本体価格(税抜): ¥1,600
特集1:
現場で役立つ 政策につながる
DiNQLの今と未来への重要な役割
「労働と看護の質向上のためのデータベース(Database for improvement of Nursing Quality and Labor:DiNQL)事業」は、看護職が安心して働き続けられる環境整備と看護の質向上をめざして、2013年度、75病院273病棟の参加による試行事業から開始され、5年後の2017年度は610病院5381病棟にまで拡大しました。データ項目の追加で対象病棟を増やす一方で、データ収集・入力の負荷軽減を目的としたツールの提供などにより導入のハードルが下がってきているためです。
特集では、DiNQLの現場での活用の幅の広がりを示すと同時に、政策提言というデータベースの持つ重要な役割についても解説します。
★DiNQLは日本看護協会の登録商標です。本特集中ではⓇを省略しています。
特集2:
看護職の仕事を変える IoT・ビッグデータ・AI・ロボット
少子超高齢社会を迎え、労働力人口が減少する一方で、健康上の問題を抱える人は増加し続けています。このような中で患者・家族に安心・安全な医療・看護を提供し続け、さらに看護師をはじめ医療・看護に携わる人々が、働きたいと思える魅力的な職場を維持するために、IoT・ビッグデータ・AI・ロボットを活用した医療現場の変革に期待が寄せられています。
特集では、これらの基本的な用語をわかりやすく解説した上で、国や病院の取り組みを紹介し、看護の仕事がどう変わるかを考えます。