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シリーズ【看護の知】

しびれている身体で生きる

  • 坂井志織 著
  • A5 264ページ (判型/ページ数)
  • 2019年06月発行
  • 978-4-8180-2193-8
本体価格(税抜): ¥3,000
定価(税込): ¥3,300
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難治性のしびれをもつ患者の「生きる経験」に現象学的な記述で迫る。

    
中枢神経や末梢神経の障害などによって引き起こされる「しびれ」の症状は、他者からの理解が得にくいことから患者の孤独と苦悩が大きく、ケアする者も対応に難渋する。著者はそうした「しびれ」のあり様をとらえるため、患者の身体経験に着目し彼らの言動や振る舞いを詳細に記述することで、看護師と共有された経験としての意味づけを丹念に行った。本書を通して、病んだ身体」をもつさまざまな当事者とその家族、医療者がそれぞれに抱える困難性を「主観/客観」という二項対立を超えることで克服しようとする現象学的態度の臨床的意義を明らかにする試み。


I. プロローグ──しびれの見方を問い直す
 1 しびれとは
 2 医学的定義にみるしびれ
 3 疾患としびれ
 4 しびれの言説
 5 現象学の視点から
 6 しびれという感覚から、しびれている身体へ

II. しびれている身体で生きる経験
 中身が違う人みたい~江川さんの経験
 何をしていても気持ちが悪い~中山さんの経験
 たまに立たないとこわい~藤田さんの経験

III. しびれている身体への接近
 しびれている身体で生きる
 ケアを拓く──しびれをともに捉える

付章──現象学的看護研究
 I 現象学と現象学的アプローチ
 II フィールドワークという方法への接近
 III 具体的な方法と手順
 IV 方法論の検討
 V 看護学への寄与

〈解説〉ケアを生みだす、現象学の実践 (西村ユミ)

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