- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2020年05月発行
本体価格(税抜): ¥1,600
在庫:
有り
近年、医療技術の進歩により、医療的ケアを必要とする子ども(医療的ケア児)が増えており、医療的ケア児の暮らしを包括的に支える仕組みの必要性が叫ばれています。そのような中、日本看護協会は、2019年度に検討委員会を設置し、医療的ケア児を支援する看護提供の実態把握と課題の検討を行ったところです。
特集では、検討委員会で整理された内容を解説。さらに、医療的ケア児にかかわる行政、看護職にそれぞれの立場から、医療的ケア児をめぐる現状や課題、支援の実際について解説・報告していただきます。最後に、保護者の立場から看護職に向けてメッセージをいただきました。
特集2:
外国人患者に伝わる「やさしい日本語」
高齢者・小児にもわかりやすい
在留外国人は282万9416人★と過去最多の人数となり、医療・看護の現場でも多様な国籍の患者が増えています。外国人といっても母語がさまざまであることから、必ずしも英語が通じやすいとは限りません。「一文を短くする」「擬音語を避ける」など、易しい/優しい表現にした「やさしい日本語」で話すほうが伝わりやすいことが多く、自治体等ではすでに「やさしい日本語」を使い始めています。「やさしい日本語」は、高齢者や体調不良で理解力が低下している状態の方、子どもに話すときにも助けとなります。医療・看護の現場でのコミュニケーションの工夫と、心がけたいことを紹介します。
★2019年6月末