- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2020年11月発行
本体価格(税抜): ¥1,600
特集1:
特定行為研修「在宅・慢性期領域パッケージ」のねらいと効果
特定行為研修制度では、2019年4月の省令改正により、領域において一般的な患者の状態を想定し、特定の領域において実施頻度が高い特定行為をまとめた領域パッケージ研修が可能になりました。日本看護協会では、2025年に向けて疾病構造や医療提供体制の変化を踏まえ、在宅や介護領域で活躍する看護師を育成するため「在宅・慢性期領域パッケージ」研修を開始しています。
特集では、特定行為研修の現状と課題を整理した上で、「在宅・慢性期領域パッケージ」研修のねらいと、実際の教育内容・教育方法について解説。また、同パッケージにおいて修得する特定行為を活用した実践とその効果を紹介し、パッケージ研修の必要性を示します。
特集2:
withコロナ時代のメンタルヘルスケアマネジメント
もとより医療現場で働く看護職はメンタルヘルスケアにおけるハイリスクグループでしたが、現場での対策は十分とはいえない状況でした。そのような中で、新型コロナウイルス感染症の爆発的な拡大により、看護職は急激に過酷な環境での業務を強いられることとなり、多大なストレスを抱えました。
本特集では、コロナ禍におけるストレスの実態を報告した上で、新型コロナウイルス感染症だけでなく、震災などの非常事態において過度のストレスに晒される可能性を見すえて、メンタルヘルス悪化を防ぎ、早期回復につなげるためのメンタルヘルスケア・マネジメントを提案します。