- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2020年12月発行
本体価格(税抜): ¥1,600
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特集1:
「病院および有床診療所における看護実態調査」解説
日本看護協会では2019年に、看護職の持続可能な働き方の実現に重要な要因を明らかにすることめざし、労働環境や就業に関する意識を把握するため「病院および有床診療所における看護実態調査」を実施しました。その結果、カウントされない時間外労働や、看護職の高年齢化、夜勤者の確保困難といった新たな課題が見えてきました。また、看護職の働き方改革に重要な要素として、①夜勤負担、②時間外労働、③暴力・ハラスメント、④処遇が抽出されました。
特集では、調査結果を基に看護職の労働実態を分析した上で、今後、現場でどのような取り組みが必要か考えます。
臨地実習は、看護基礎教育の根幹とも言われ、厳しい状況下ではあってもできるだけ実施することが望まれますが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い実習の場の確保が難しくなっています。さらに、臨地実習を実施する場合には、学生が滞在する時間が必要最小限となるよう計画し、学内での実習と併せて実施するなどの工夫が求められています。
本特集ではwithコロナ時代において、あらためて臨地実習を実施する意味を問い、工夫して臨地実習に取り組んだ教育機関や医療機関の事例を報告します。