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ナーシング・トゥデイ

2009年5月臨時増刊号(Vol.24,No.6)

  • A4変 152ページ (判型/ページ数)
  • 2009年05月発行
本体価格(税抜): ¥1,800
定価(税込): ¥1,980
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特集1:

患者の選択を支えるために

最期まで考えるQOL

 死の近づいた時期のケアは、その目標が通常とは異なってきます。時には、患者や家族の本当の意味でのQOL向上のために、延命や疼痛緩和、創傷治癒の効果と引き換える場合もあるのです。
 本特集では、死の近づいた時期の患者や家族の選択を支えるために、どうすれば、QOLを高める看護が提供できるのかを論じます。また事例では、最期はこうありたいという患者の選択が、医療者側が考えている医療上のニーズとは相容れない場合を提示し、最期までQOLを考えるとはどのようなことなのかを探ります。


第1章
総論

1)今日的な死とは―患者・家族の意思はどこまで尊重できるか?
石垣 靖子
2)終末期のあり方に関する論点―人生の最期を決める
永池 京子


第2章
レポート:一般病院とは異なる終の棲家

1)ピースハウス病院―独立型ホスピスでのがん患者の看取り
2)北区社会福祉事業団 清水坂あじさい荘―特別養護老人ホームでの認知症高齢者の看取り
3)ケアタウン小平―在宅で迎える死と地域連携


第3章
最期まで考えるQOL

0)3章を読む前に
大西 香代子
1)疼痛・倦怠感・いらだち―鎮静と医学的に無益な治療
林 ゑり子
[コメント]中村 美起
2)認知症―本人の意思の見極めと家族の気持ち
吉岡 佐知子
[コメント]中村 美起
3)褥瘡・創傷・ろう孔―完全治癒でなくQOL向上を目指す
齋藤 忠明
[コメント]浅井 篤
4)ストーマ―装具の工夫でQOL向上を目指す
祖父江 正代
[コメント]荒木 利卓
5)便秘・下痢・排尿障害―排泄ケアで最期まで尊厳を保つ
鈴木 知美
[コメント]門岡 康弘
6)息苦しさ―安楽を保つためには鎮静か呼吸器リハビリか
岩城 基
[コメント]荒木 利卓
7)変形・拘縮―最期まで尊厳を保つ変型や拘縮の予防
稲川 利光
[コメント]大西 香代子
8)摂食・嚥下障害―最期まで口から食べる
鈴木 恭子
[コメント]大西 香代子
9)リンパ浮腫―全身状態を考慮した症状マネジメント
奥 朋子
[コメント]藤田 佳代子
10)退院調整―患者・家族の希望と必要な治療を調整する
宇都宮 宏子
[コメント]大西 香代子

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