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裁判例から読み解く 看護師の法的責任

  • 荒井俊行・井上智子・高瀬浩造・平林明美 著
  • B5 172ページ (判型/ページ数)
  • 2010年06月発行
  • 978-4-8180-1525-8
本体価格(税抜): ¥2,400
定価(税込): ¥2,640
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いま看護師に必要な法律の知識を裁判例等で詳説!

看護師の役割拡大が論じられ、医療裁判で看護師の責任も問われるようになった昨今、看護師の法的責任はますます重大になっています。
本書では、看護師が身につけておきたい法律の知識を分かりやすく解説した上で、実際の裁判例を展開し、さらに重要キーワード等で理解を深められるように構成しています。
看護師、医師、弁護士の共同執筆によって、医療関係者にわかりやすい内容となっていることが本書の最大の特徴です。


はじめに 井上智子

第1章 看護師と法律
1 看護師(医療職)の免許は何を意味するのか
2 医療事故が発生するとどんな法律が関わってくるのか

第2章 法的責任を問われるプロセス
1 法的責任の種類
2 民事責任をめぐる手続
3 刑事責任をめぐる手続
4 保健師助産師看護師法上の行政処分(不利益処分)の流れ

第3章 看護師の法的責任を裁判例から学ぶ
論点項目1-患者の状態観察義務1 安静を指示された患者が歩行し、急死した事件
論点項目1-患者の状態観察義務2 新生児うつ伏せ寝死亡事件における助産師の過失
論点項目2-転倒・転落の予見・防止義務 術後の入院患者の転倒
論点項目3-誤嚥予見・防止義務 入院患者の誤嚥・窒息における看護師の過失
論点項目4-看護記録関連 新生児に残存した後遺障害における病院側の過失
論点項目5-看護方針と法的義務 入院患者のベッド転落・死亡事故における注意義務違反
論点項目6-人格権侵害 精神科病院における不適切な看護
論点項目7-適切な投薬を行う義務 薬剤の誤投与における看護師の過失
論点項目8-安全な注射手技を行う義務 静脈注射の際に橈骨神経を傷つけた看護師の責任
論点項目9-処置に対する説明義務 内視鏡検査に使用した睡眠導入剤が原因の交通事故
論点項目10-処置に伴う危険性を予測し回避する義務 止血目的で留置した砂嚢を長時間放置したために起こった肺塞栓症
論点項目11-患者同一性確認義務 手術患者取り違え事件
論点項目12-自殺予見・回避義務 一般病棟における入院患者の自殺
論点項目13-褥瘡発生防止義務 入院患者に発生した褥瘡における病院側の責任

第4章 看護師の法的責任を理解するためのキーワード
予見義務/回避義務/注意義務/過失/過失相殺/因果関係/
不作為/医療水準/説明義務/逸失利益/看護師の裁量権/
診療録と診療記録(看護記録)

第5章 看護業務と法的責任に関するQ&A
1 看護場面における法的責任
2 相対的医行為(診療の補助)と看護業務
3 他の医療職種の業務範囲と看護業務
4 紛争・訴訟における具体的な対応について
5 その他

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