- A4変 96ページ (判型/ページ数)
- 2011年04月発行
本体価格(税抜): ¥1,200
学際的研究(interdisciplinary)は、複数の学問体系の共同作業による新たな知の共有を目的とします。看護学はそもそも多様な学問領域を基板として発展してきた応用科学ですが、これから必要とされるのは異分野との関係を相対化させ、共同作業の中で看護独自の価値を自覚的に模索し、実践していくことではないでしょうか。このような学際性の意義・可能性の追究は、すなわち社会に対して看護の言語化しにくい価値を積極的に明確化することにもつながっていきます。本特集では今日的な学際性のあり方について取り上げ、その可能性を探ります。