- A4変 104ページ (判型/ページ数)
- 2012年09月発行
本体価格(税抜): ¥1,400
患者の意思決定を支えるのはナースの大きな役割の一つですが、近年、治療法が発達し、さまざまな選択肢が出てきたがん治療の意思決定は、患者にとって、ますます難しくなってきています。
今回は、病期別に「患者さんの置かれた状況」「その時期におけるナースの役割」などを解説していただき、外来や病棟のスタッフナースが遭遇するであろう困難事例を基に、実際的に役立つ支援のポイントを教えていただきます。
特集2:
NT special 1 退院支援・退院調整
みんなで考える 院内連携システム
今回のNT special1では、編集アドバイザーの宇都宮宏子さんを講師に迎え、第2回表参道ナースネット(p.14参照)として開催された「退院支援・退院調整における院内の連携システムづくり」の講義の内容をご紹介します。また、講義後のグループワークの中で出されていた退院調整ナースの抱える課題について、宇都宮さんにコメントをいただきました。
地域の看護職の報告では、在宅緩和ケアで、患者がその人らしく納得のいく医療を受けられように支えている「楽患ナース訪問看護ステーション」について、管理者である岩本ゆりさんにご紹介いただきます。
退院調整看護師のエッセーは、虎の門病院の堤裕子さんが、最期の日々にかかわる「がん相談窓口」の仕事のやりがいを語ります。