0
¥0

現在カート内に商品はございません。

詳細検索ページへ

家族看護 21

  • 編集委員 池添志乃・安武綾・小玉幸佳
  • B5 164ページ (判型/ページ数)
  • 2013年02月発行
  • 978-4-8180-1717-7
本体価格(税抜): ¥2,200
定価(税込): ¥2,420
数量:
カートに追加しました。
カートへ進む

特集1:

特集:認知症の人と家族へのケア

認知症ケアにおいては、認知症の人と家族の尊厳の保持を基盤としながら、これまでの歴史や生活スタイルを重視したその家族らしい生活の継続性を、家族をエンパワメントしつつ支援していくことが重要です。今特集ではまず、パーソン・センタード・ケアを基盤としたその人らしさや家族らしさを支えるケアについて理解を深め、認知症の人の家族の体験や現状を知り、倫理的課題を含めた家族の意思決定支援について概観します。また、退院支援、グリーフケア、若年性認知症、地域包括ケア、非薬物療法をキーワードに、家族支援のあり方を具体的に考えます。また臨床での対応困難事例5題について誌上コンサルテーションを展開します。


●インタビュー:「家族」を考える人びと 第5回
 人はみな「おくり人」/高木慶子さん
(上智大学グリーフケア研究所所長/上智大学特任教授)


●特集:認知症の人と家族へのケア

【総論】
・認知症の人とともに生活する家族を支える看護
 ——「パーソン・センタード・ケア」を基盤として/池添志乃
・認知症の人の家族の体験の特徴と支援のあり方/安武綾
・認知症ケア——共同の意思決定による家族支援/会田薫子

【アプローチ論】
・認知症高齢者の退院支援における家族ケア/藤田冬子
・認知症の人の「自分らしい」最期を家族とともに支える/小玉幸佳

【ケアの現状】
・家族支援を含む認知症の地域包括ケア——オレンジプラン「認知症
 初期集中支援チーム」における看護師の役割を中心に/沖田裕子
・若年性認知症の人と家族へのケア——支持的精神療法の実際
 /奥村典子、藤本直規
・家族ケアに活かす認知症の非薬物療法
 ——「家族との関係の再構築」に焦点を当てて/山上徹也、山口晴保

【誌上コンサルテーション5題】
[1] 代理意思決定に揺れる家族——胃ろう造設をめぐる倫理的ジレンマ
  /渡邉典子、木村藍子
[2] 退院先をめぐる意向が異なる家族——合意形成を促す支援
  /梅原里実、櫻井大輔
[3] 若年性認知症の人を介護する家族——時間軸を捉えた介入と医療者の役割
  /角田明美、小笠原麻紀
[4] 認知症高齢者を介護する認知症の家族——“認認介護”への先見的な支援
  /寺島涼子、菊地由美
[5] 関係性が希薄な家族——面会の足が遠のく家族への支援
  /相場健一、稲野聖子


●連載
・家族支援CNSが事例でレッスン! みんなの家族看護
  第1回 家族看護の考え方を整理する/藤野崇
・キーワードで学ぶ! 家族看護学入門
  第5回 家族の絆・アイデンティティ/瓜生浩子、小松弓香理
・最新家族看護学研究レビュー
  第5回/法橋尚宏、本田順子、高谷知史
・どうつくる? 家族との関係
  第3回 複数面接での関係づくり/児玉久仁子、亀井三貴子、畠山とも子


●研究論文(実践リポート)
・東大寺における「親子レスパイトケア」の取り組み
 ——障がいのある児とそのきょうだいへの支援を通して
 /山田晃子、入江安子、別所史子、上本野唱子、富和清隆


カテゴリ一覧

ページトップへ