- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2014年04月発行
本体価格(税抜): ¥1,400
特集1:
ここがポイント!
平成26年度診療報酬改定
平成26年度の診療報酬改定は、入院医療に関して、医療機関の新たな機能を示した改定となりました。「地域包括ケア病棟の創設」「看護と介護の連携強化」もうたわれ、患者がどのようなステージでも“おうちへ帰ろう”という方向性がさらに強化されています。病院の看護管理者は、今回の改定の意味を十分に理解し、自病院での“看護”をどうしていくか、十分に考える必要があります。
本特集では、改定にかかわってきた日本看護協会常任理事・福井トシ子氏のインタビューと、日本看護協会主催「平成26年度社会保険診療報酬改定説明会」のリポートで、改定の背景やねらいをまとめ、続く「解説」では看護関連項目に絞って改定のポイントを詳しく説明します。さらに、新設された“機能強化型訪問看護ステーション”について「コラム」で紹介します。
特集2:
一生もののキャリアファイルをつくる
ポートフォリオ“活用・定着”のヒント
研修履歴や日々の業務で得た学びなどをファイル等にまとめ、自身の軌跡を可視化する「ポートフォリオ」。新人看護職員研修を中心に、その活用で職員・組織の活性化につながっている病院等がある一方で、“漫然とやっている”などの理由で継続できず、成果が見えてこないところもあるようです。定着する場合としない場合の“違い”とは何でしょうか?
特集2では、あらためてポートフォリオの全体像を解説し、看護職がキャリアを重ねていく過程での継続的な活用に成功している病院等から、ファイルに収めた内容や、施設内での取り組みの発表会など、継続がうまくいくための工夫を紹介し、「導入」だけでなく「定着」がカギとされるポートフォリオの効果的な活用のコツを考えていきます。