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ナーシング・トゥデイ 2014年10月号(Vol.29,No5)

  • A4変 104ページ (判型/ページ数)
  • 2014年09月発行
本体価格(税抜): ¥1,600
定価(税込): ¥1,760
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特集1:

誌上コンサルテーションシリーズ⑩

糖尿病ケア インシデント防止への取り組みと連携

糖尿病領域におけるインシデントは、薬物療法(インスリン注射)、検査(血糖測定)などさまざまな場面で生じます。インシデントを防止するには、医療安全管理室担当者等と連携し、院内教育の充実、院内安全マニュアルの整備等が必要です。また、高齢糖尿病患者が安全な療養生活を送るためには、病院スタッフと訪問看護師の連携・支援が必須です。本特集では、委員会活動やクリニカルパスの活用を通してインシデント防止に取り組む病院の事例や、医療機関と情報共有しながら糖尿病療養者を支える訪問看護の事例を紹介します。「誌上コンサルテーション」では、困難事例4題を掲載します。


◆特集 誌上コンサルテーションシリーズ⑩
 糖尿病ケア インシデント防止への取り組みと連携〈監修・森小律恵〉


 糖尿病領域における医療安全についての現状と課題 森小律恵
 
〈安全に効果的にインスリン療法を継続するために〉

  「安全」という共通の価値観を次代につなぐ―基礎教育と臨床現場の相互理解を通して 任和子

  継続教育における医療安全に対する取り組みと課題 大倉瑞代 / 松村由美

  インスリン関連インシデントへの取り組み―医療安全管理部との連携 柏本佐智子

  インスリン注射に関するインシデントへの取り組み―糖尿病チームにおける連携 中元美恵

  在宅における糖尿病領域のインシデント対応―訪問看護の立場から在宅糖尿病療養者の支援に
   ひそむリスクを考える 茶谷妙子

  在宅での安全なインスリン治療継続への取り組み―クリニカルパスを活用した
   インスリン導入患者へのサポートシステムづくり 髙木あけみ

〈困難事例の誌上コンサルテーション〉

  1 指示のないインスリン注射を実施するインシデントが生じたケース
   (病棟看護師からのコンサルテーション) 松尾美穂

  2 禁食から食事開始によるインスリン投与法の変更に伴いインシデントが生じたケース
   (病棟師長からのコンサルテーション) 岩塚晶子

  3 飲酒によって重症低血糖を繰り返し起こしたケース
   (病棟看護師からのコンサルテーション) 髙橋弥生

  4 インスリン自己注射ができなくなり高血糖を来したケース
   (訪問看護師からのコンサルテーション) 丸山順子


◆NT座談会・臨床の知へのアプローチ

 糖尿病看護のベストプラクティス―インスリン療法を行う患者へのケアを安全に実施するために
  森小律恵 曽根晶子 水野美華


◆トピックス

「新たな基準範囲」(日本人間ドック学会・健康保険組合連合会)を巡る一連の報道から
  ナースが学ぶポイントとは 角谷三樹子


◆連載

 ・インタビュー私の転機 ――選択の時代を生きる
  「一つひとつの任務を全うしていく」 内野小百合

 ・シスター髙木の ナースに贈る言葉
  「あなたがおられなかったら、私はここにいません」 髙木慶子

 ・緩和医療の現場で直面する疑問や問題を解決!
  「○×で学ぶ 緩和ケアのエビデンス」 宮下光令 齋藤明美

 ・アセスメント力を高めるフットケア
  「足の神経を理解する」 西田壽代

 ・看護・医療の動向を今すぐチェック! ぐるっとDATA
  「統計発表の真底にあるものを見る」 森山幹夫

 ・5分でわかる新薬の知識 知っておきたい効果と副作用
  「ザルティア(R)錠/テノゼット(R)錠」 中原保裕

 ・チームづくりのお悩み相談
  「メンバーに“あの人と一緒だと苦労する” とラベルを貼る人がいて、チームが嫌な雰囲気です」
   永井則子

 ・インフォメーション

 ・読者からの手紙/新刊Books
 

<次号予告>

◆特集 誌上コンサルテーションシリーズ⑪
 がんの親をもつ子どもと家族をチームで支える


 監修/茶園美香(慶應義塾大学看護医療学部准教授/Hope Treeメンバー)
 大沢かおり(東京共済病院医療ソーシャルワーカー/Hope Tree代表)

 近年、子育て世代のがん患者が増えています。子どもにショックを与えないため、病気のことを隠している人も少なくありませんが、子どもは生活の変化から異変を感じ、何かが隠されていると察して、ストレスを受けます。子どもが親の病気を知ることは、子どもと親、双方の助けになることが研究から明らかになっていますが、日本ではまだ積極的な支援に取り組めていない状況です。特集では、親の病気を子どもが知るメリット、適切な伝え方、チームサポートの重要性などについて紹介します。後半では4つの困難事例を取り上げ、コンサルテーションを行います。


◆連載

・アセスメント力を高めるフットケア 西田壽代
・○×で学ぶ 緩和ケアのエビデンス 宮下光令、他
・チームづくりのお悩み相談 永井則子
 ほか

(掲載内容は変更になる場合もあります)

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