- 野嶋佐由美・渡辺裕子
- A4変 140ページ (判型/ページ数)
- 2006年02月発行
- 978-4-8180-1199-1
本体価格(税抜): ¥2,500
医療界は伝統的なパターナリズムから脱却し、医療者と患者・家族がお互いの立場を尊重しつつ1つの目的に向かって協働していく、パートナーシップへと転換していくことが求められています。
家族看護の領域においても同様に、看護者が家族を唯一独自のものとして尊重し、意思決定を支え、その家族らしい生活を過ごせるよう協働して歩んでいくことが重要な課題となっています。しかしながら、家族とのパートナーシップ形成には個別性が求められるため、多くの看護者が臨床経験の中で、困難な状況に対峙しながら学びとっていくものでもあります。
特集では、家族とのパートナーシップ形成に関わる知識や技術を、また専門看護師が困難な状況に対峙しながら学びとった知恵を共有できればと願っています。