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災害看護の本質

語り継ぐ黒田裕子の実践と思想

  • 柳田邦男 酒井明子 編
  • A5 296ページ (判型/ページ数)
  • 2018年06月発行
  • 978-4-8180-2123-5
本体価格(税抜): ¥2,400
定価(税込): ¥2,640
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被災者を一人の人間として尊重し、最後の一人まで見捨てない! 見守り、支え、再生の力を引き出す支援とは?

  
阪神・淡路大震災で自ら被災したことを契機に、命の限り被災地支援を続けた黒田裕子氏。「人間」と「暮らし」と「地域」の一体化の重要性を説いて多職種を繋ぎ、避難所や仮設住宅において24時間体制の見守りを続けた同氏により、多くの被災者が自立に向けて勇気づけられ、生きがいを見出してきました。見守り、寄り添い、一人ひとりの再生の力を引き出す支援―それを象徴する数々の黒田語録を、同氏によって結び付けられた著者らが紐解き、災害看護の本質に迫ります!


はじめに    
               
第1部 黒田裕子の思想
序 章 「死後生」を生きて 柳田邦男            
第1章 黒田裕子語録に秘められた魂
1 現場主義と「最後の一人まで」 柳田邦男         
2 黒田裕子さんとフローレンス・ナイチンゲール 南 裕子 
3 一つひとつのいのちに寄り添って 井戸敏三
4 その瞬時を生きる 似田貝香門
5 「現場こそが原点」 片田範子
6 理念と責任 室﨑益輝
7 寄り添いから繋がりへ 村井雅清
8 黒田さんからの学び―「人間のいのちと暮らしを守る」 小原真理子
9 黒田裕子と孤独死 宇都幸子
10 よりよいコミュニティをつくる 髙石好志
11 最後まで生ききること 石口房子

第2部 「人間」と「暮らし」と「地域」の一体化に向けた実践 酒井明子
第2章 被災者の「自立」を考える種まき                       
1 被災者の「自立」を考える                               
2 阪神・淡路大震災での種まき―神戸へ                          
3 東日本大震災発生後からの気仙沼での支援活動                     
第3章 災害時の「暮らし」に向き合う実践の知 酒井明子                     
1 人間のいのちと暮らしを守る                             
2 人間としての寄り添い                                
第4章 看護の再構築に向けて 酒井明子                           
1 一人の人間としていのちを重んじる                          
2 これからの災害看護                                 

おわりに                                      

資料
[論文概要]阪神淡路大震災後17年経過時における被災者の生活リズム、睡眠健康、心的外傷後ストレス障
害に関する疫学的研究
[業績]

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避難所や仮設住宅の看護は特別なものではなく、基本的な看護の知識・技術を使って行うものです。著者の長年の経験知が結集した本書を被災地支援の際に活用してください。