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Nursing Today ブックレット ・10

「コロナ」と「看護」と「触れること」

——COVID-19 and Nursing

  • 波平恵美子 語り/田辺けい子 聞き手
  • A5 48ページ (判型/ページ数)
  • 2021年05月発行
  • 978-4-8180-2340-6
本体価格(税抜): ¥750
定価(税込): ¥825
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「コロナ」を経験した看護のゆくえを探る。

COVID-19感染拡大により、短期間で大きく変化した私たちの日常。「接近」「接触」に過敏になり、それらを極力避けようとする身体の使い方、行動や態度が身につきました。一方、そうした状況にあっても、触れることを回避するのが現実的に難しく、また、それが業の本質ともいわれるのが看護です。

そこで本書では、日本における医療人類学の第一人者にして、長年にわたり看護教育に携わる波平恵美子氏に、COVID-19を取り巻く現象を「コロナ」と総称し、それらが看護のあり方にどのような影響を与えているか、そして、看護は今後、どのように変化していくべきかについて語っていただきました。医療職以外の方にもおすすめです。


背負いすぎている看護師たち
改めて、「看護の本質」を問う
医療人類学者がみる「コロナ」
看護師は人々に何ができるのか


はじめに

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により、私たちの日常は、短期間のうちに大きく変化しました。「接近すること」「接触すること」に過敏になり、それらを極力避けようとする身体の使い方、行動や態度が身につき、時には、他者同士が接近ないし接触している場面を目にしただけで、違和感や不安をおぼえることさえあります。人間としての意識や感覚、価値観が以前と違ったものに変容してしまったといってもよいかもしれません。しかし一方で、「触れること」が忌避される状況にあっても、それを避けるのは現実的に難しく、また、業の本質ともいわれるのが看護です。
 そこで本書では、日本における医療人類学の第一人者であり、また、長年にわたり看護教育にも携わる波平恵美子氏に、COVID-19を取り巻く現象を「コロナ」と総称して、それらが看護のあり方にどのような影響を与えているか、そして、看護は今後どのように「変化」していくべきかについて語っていただきました。
(編集部)

「医療人類学」とは……文化人類学の理論と手法(聞き取り調査をはじめとするフィールドワークなど)によって、現代医療の課題を分析し、その質の向上を図る上で何が必要かを示唆することを目的とする学問。調査の対象は、人々の身体概念や健康・疾病概念――疾病とは何で、その原因は何と考えるか、なぜその治療法を選択するのか──さらには、治療のための制度など。

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