- A4変 80ページ (判型/ページ数)
- 2021年10月発行
- 978-4-8180-2322-2
本体価格(税抜): ¥1,400
昨今、毎年のように甚大な自然災害が発生しています。また、新型コロナウイルスの感染拡大も未だ収束には至っていません。訪問看護ステーションは、スタッフが5人以下の小規模事業所が多いため、1人でも新型コロナウイルスに感染すれば事業所の一時閉鎖も余儀なくされます。高齢者ケア施設においても1人の感染が容易にクラスターの発生、事業の停止につながります。こうした事態に備え、平時から他の事業所・施設と連携し、支援ネットワークを構築しておく必要性が言われています。
本特集では、緊急時の支援ネットワーク構築の必要性やその方法について解説した上で、支援ネットワークを構築し改善を重ねる訪問看護ステーションと高齢者ケア施設の取り組みを紹介します。
平時に備えておかなければ、有事は場当たり的な対応しかできません。利用者・スタッフの命や健康、事業所・施設の事業継続のためにも支援ネットワークの構築が求められているのです。