- 川端愛 著
- A5 128ページ (判型/ページ数)
- 2023年02月発行
- 978-4-8180-2563-9
本体価格(税抜): ¥2,500
再発がんを宣告された患者にとって“「死」の近さ”とはどのようなものなのか
進行がん患者の「死」に対する捉え方は、病期の移行とともに変化する。再発を告げられたとき、積極的治療の終わりに近づいたとき、そして緩和ケアへと移行するとき、人それぞれの多様な「死」への捉え方の変化が現れる。本書では現象学的アプローチを用いたがん患者の語りの分析から、そうした患者にとっての「死の“近さ”」について考察する。