- A4変 104ページ (判型/ページ数)
- 2025年06月発行
本体価格(税抜): ¥1,600
特集1:
看護の将来ビジョン2040
〜いのち・暮らし・尊厳を まもり支える看護〜
日本看護協会は、2025年6月の通常総会で「看護の将来ビジョン2040」を公表しました。これを受け、本特集では、2040年の社会を展望し、変わりゆく医療ニーズに応え、新たな看護サービスが創造できるよう、看護、そして看護職はどうあるべきかを考えます。
新ビジョンがめざすものは何か、その実現に向けた日本看護協会の取り組みなどの方向性を示した上で、最後に、4名の有識者からの新ビジョンへの期待を込めたメッセージをお届けします。
2024年度診療報酬・介護報酬改定は、病院と高齢者施設のいっそうの連携強化を促す内容となりました。病院側は、入所(居)者の急変に対して、相談対応や診療、入院などで協力し、施設側には病院との定期的な会議や、入院した入所(居)者の病状が軽快し退院が可能となったら速やかに再入所(入居)させることが求められます。
本特集では、病院と高齢者施設との連携における現状や課題を確認した上で、看護人材を地域で育てる必要性や、これからの高齢者施設の看護のあり方について考えます。最後に、介護老人福祉施設、認知症対応型共同生活介護、特定施設入居者生活介護に携わる看護職からの提言も紹介します。