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看護管理学習テキスト 第4版

第2巻 看護サービスの質管理 2026年版 NEW

  • 監修:井部俊子・秋山智弥  編集:秋山智弥
  • B5 292ページ (判型/ページ数)
  • 2026年02月発行
  • 978-4-8180-2972-9
本体価格(税抜): ¥4,100
定価(税込): ¥4,510
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質の高い看護を支えるマネジメントのあり方を学びます

近年、注目される組織論や社会ビジョンの紹介を通じて、現代のマネジメントの多様な考え方を示します。
また、目標管理やBSCといった経営視点から、患者安全や看護管理における研究の推進まで体系的に解説。さらに、第三者評価やデータを活用した看護の質改善といった現場で不可欠な視点も盛り込み、看護管理者に求められる知識と判断力を養います。


第1章 看護サービスの管理
概要:看護サービスの管理とは
論点1:管理/マネジメントの概念と新たな理論
 1 管理/マネジメントとは
  1)管理/マネジメントの定義
  2)マネジメントの今日的意義
  3)マネジメントの役割:ドラッカー理論より
  4)企業の目的と機能:マーケティングとイノベーションを通じて顧客を創造する
  5)企業の社会的責任:キャロルのCSRピラミッド
  6)近江商人の経営哲学と社会的責任
  7)医療現場における「三方よし」
  8)マネジメントの目的とMBO(目標管理)
 2 マネジメントの手法と現代の課題
  1)VUCAの時代とOODAループ
  2)OODAループとPDCAサイクル
  3)専門職が発揮したい「腑に落ちる(Orient)力」
  4)「腑に落ちる力」を醸成する組織文化
 3 Society5.0とティール組織
  1)組織モデルの進化
論点2:医療・看護におけるサービス
 1 社会的共通資本としての医療
 2 医療の質管理とTQM(総合的品質管理)
  1)準「公企業」=公的企業としての医療機関
  2)顧客を創造できる企業体として
  3)医療の質向上に取り入れるTQM(総合的品質管理)
  4)質保証による安全の提供 
 3 サービスとは何か
  1)サービス業としての医療
  2)サービスの定義
 4 サービスの基本的特性
  1)無形性
  2)生産と消費の同時性
  3)異質性
  4)結果と過程の等価的重要性
  5)顧客との共同生産
 5 サービス活動で最も重要なことは何か
  1)真実の瞬間
  2)接客態度の5つの基本原則
 6 サービスの構成要素
  1)コア・サービスとサブ・サービス
  2)コンティンジェント・サービス
  3)潜在的サービス要素
  4)態度変数
 7 サービス・マネジメント・システム
  1)サービス・コンセプト
  2)マーケット・セグメンテーション――顧客は誰か
  3)サービス・デリバリ―・システム
  4)イメージ
  5)組織文化と組織理念
 8 サービスの品質
 1)モノの品質とサービスの品質
 2)サービス品質の測定
 3)看護サービスの品質
 9 サービス・プロフィット・チェーン
論点3:目標管理 
 1 目標管理は何のためなのか?
  1)「目標管理」とは
  2)意図と目的を果たすために
 2 「目標を決める」とは何を書き出すことなのか?
  1)目標は数値を決めることなのか?
  2)意味・意義がわかる「実現したい未来の様子」を書き出す
  3)管理者がみがくべき「実現したい未来の様子」を描くスキル
  4)数値化の目的と手順
  5)「やること」を目標にしない
 3 目標は何を取り扱うのか?
  1)組織にとって重要な4領域
  2)日々の業務こそ目標化する
 4 目標は必ず達成できるものであるべきなのか?
  1)高い目標でなければ優れた成果が生み出せない
  2)「達成したか」より「どれだけの成果を出したか」
 5 達成方法をどう考えるのか?
  1)高い目標には戦略が必要
  2)情報を集めて「枠組みを外す」
 6 目標管理は想いを実現するもの
論点4:バランスト・スコアカード(BSC)による経営戦略
 1 医療経営における経営戦略の必要性
 2 戦略的マネジメントシステムとしてのBSC
 3 BSCを用いた経営戦略のポイント
  1)BSC活用の課題と解決策
  2)運用プロセスを確立させる
討論:看護という目に見えないサービス

第2章 看護サービスの質保証
概要:看護サービスの質保証とは
論点1:医療の質と第三者評価
 1 医療の質評価の始まり
 2 医療の質を評価する
 3 第三者評価
 4 どの第三者評価を選択するか
 5 日本における医療の質評価
 6 病院機能評価事業の進化
 7 看護関連の評価項目 
 8 看護管理者とサーベイヤー
 9 継続的な質改善・向上に向けて(提言)
論点2:看護サービスの質と保証
 1 はじめに――マグネット認証とは何か
 2 マグネット認証のしくみとプロセス
  1)誕生の背景
  2)マグネット認証取得までのプロセス
  3)アウトカム主導型の認証であること
  4)組織づくりのロードマップ
 3 当院での取り組みの実際
  1)専門実践モデルを中心とした看護実践
  2)質指標を用いた質改善の推進
  3)スタッフの意見を看護部の運営に取り入れるしくみづくり
  4)誇りをもって働ける文化の醸成――承認する・称賛する文化をつくる
  5)認証に取り組んだ中での変化――どんな変化が起きたか
論点3:データを活用した看護の質改善
 1 看護管理に活かすベンチマーク評価
  1)質評価手法の変遷――自己評価から第三者評価、ベンチマーク評価へ
  2)データに基づくマネジメントの重要性
 2 DiNQL事業
  1)事業の目的と概要
  2)データ項目とベンチマーク評価
  3)看護管理者による活用事例
  4)ベンチマーク評価の留意点
 3 医療・看護の質評価のための大規模データベースの構築へ
  1)看護の質に関する大規模データベースの必要性
  2)これからの医療・看護の質評価に向けて
論点4:看護用語の標準化
 1 看護における用語の標準化の意義や方法、管理者の役割
 2 医療における共通の用語
  1)WHO国際統計分類
  2)国際疾病分類(ICD)
  3)SNOMED CT
 3 看護用語の標準化の背景と意義
  1)世界における看護用語の標準化の取り組み
  2)日本における看護用語の標準化
  3)看護用語の標準化のメリット
 4 看護用語の標準化に関する課題と対策
  1)導入コストの課題と対策
  2)運用上の課題と対策
  3)教育における課題と対策
  4)システム統合に関する課題と対策
  5)用語の標準化と管理者の役割
 5 用語の標準化とデジタルトランスフォーメーション(DX)
  1)用語の標準化と医療の変革
  2)医療機関等運営の最適化への貢献
 6 用語の標準化に関する管理者層の役割と期待
  1)用語の標準化推進のためのリーダーシップ
  2)教育・研修の支援
  3)多職種との連携強化
  4)用語の標準化と今後の展望
論点5:看護記録と臨床現場の情報活用
 1 看護記録とは
  1)看護記録
  2)看護過程
 2 看護の提供にかかわる記録の作成と保存、取り扱いに関する法令
  1)看護の提供にかかわる記録の作成と保存に関する法令
  2)患者の個人記録に用いられる様式
  3)看護業務の計画に関する記録 
  4)訪問看護における記録
  5)看護の提供にかかわる記録の取り扱いに関する法令
 3 臨床現場における看護情報の活用
  1)看護サービスの質評価
  2)看護記録の評価
討論:看護サービスの可視化

第3章 患者安全の推進
概要:看護管理者が理解しておくべき患者安全の本質
論点1:患者安全の推進と法制度
 1 患者安全を推進するために
  1)はじめに
  2)本稿のアプローチ 
  3)リーダーシップ概念を理解する
  4)個人による患者安全の推進
  5)チーム活動による患者安全の推進
  6)組織的活動による患者安全の推進
  7)おわりに 
 2 医療事故調査制度について
  1)医療事故該当性について
  2)届け出状況
  3)各施設における日常的対策
 3 医療事故調査等支援団体について
 4 医療事故発生時の対応
  1)発生直後の注意点
  2)遺族への説明時の注意点
  3)届け出該当性判断に迷う場合の対応
  4)センターへの事故発生報告について
  5)対応にあたって参考にすべき情報について
論点2:安全管理の実際
 1 医療安全に関するガイドライン・指針・マニュアル等の考え方
  1)ガイドラインの種類
  2)医療施設での取り組み
 2 看護職に求められる責任
  1)看護職に求められる責任の概要
  2)法的責任の件数の推移
  3)裁判事例から考える医療施設の看護管理実践
 3 看護管理者の役割
  1)組織の安全文化の醸成
  2)医療施設における看護管理実践
  3)組織のリスクマネジメント
  4)医療安全上の課題に対する業務改善
  5)医療施設におけるシングルチェック導入の取り組み例
  6)人材育成と労働安全管理
  7)医療安全管理者の役割
 4 事故発生時の対応
  1)予期せぬ急変時の対応
  2)重大事故発生時の対応
論点3:安全文化の醸成のために
 1 安全文化の醸成への取り組み
 2 医療従事者の安全と患者安全
 3 ノンテクニカルスキルの活用
論点4:患者安全と臨床倫理
 1 患者安全と臨床倫理の現状と課題
 2 患者の安全と尊厳を守るために
討論:倫理と安全のはざまで

第4章 看護管理における研究の推進
概要:臨床に眠るデータを掘り起こす
論点1:看護管理者が研究に果たす役割・責任
 1 看護管理者と研究
 2 研究を活用する看護管理者の役割
  1)エビデンスに基づく医療の推進
  2)臨床現場の改善と効率化のための実践研究
  3)職員の教育と研究意識の醸成
  4)組織内外での情報共有と連携の促進
  5)政策提言および地域・国際レベルでの影響力の強化
  6)持続可能な研究実施体制の構築
  7)現場で研究協力依頼を受ける場合
 3 研究成果の活用と普及
  1)研究成果の活用・普及を阻む要因
  2)課題に対する組織的対策
 4 臨床の場で研究することの意味
  1)臨床現場だからこそ効果を上げられる研究と、その意味
  2)臨床現場だからこそ生まれる研究の特性
  3)臨床現場で研究を行う意味とメリット
  4)研究推進のための工夫と支援体
 5 リアルワールドデータ
  1)リアルワールドデータは医療のビッグデータ
  2)リアルワールドデータベースの代表例
  3)リアルワールドデータ活用の目的
  4)臨床試験データやRCTデータとリアルワールドデータの違い
  5)リアルワールドデータの利活用を広げるために
  6)リアルワールドデータを研究に活用する方法
  7)リアルワールドデータ活用における課題と注意点
  8)今後の展望
コラム:臨床試験に参加する患者の看護――リサーチナーシング
論点2:研究の倫理
 1 なぜ研究に倫理が必要なのか
 2 研究における倫理原則
 3 倫理的な研究立案と研究遂行に必要な基準
  1)社会的/科学的価値:social/scientific value
  2)科学的妥当性:scientific validity
  3)適正な被験者選択:fair subject selection
  4)適切なリスク/ベネフィット配分(評価):favorable risk-benefit ratio
  5)インフォームド・コンセント:informed consent
  6)独立した審査:independent review
  7)研究参加者の尊重:respect for subjects
  8)開発途上国や地域、参加者の尊重:respect for recruited participants and study communities
 4 インフォームド・コンセント
 5 研究倫理に関するガイドラインや指針等
 6 研究者としての責任ある研究活動
 7 看護管理者として
論点3:研究成果の活用と普及
 1 看護実践と研究成果の活用
  1)看護実践を支えるさまざまな情報
  2)看護実践とエビデンスの接点
  3)臨床疑問の種類と必要な情報
  4)看護実践で研究成果を活用する意義
 2 エビデンスに基づく実践のプロセス
  1)EBPのプロセス
  2)Step0:探求心を養う
  3)Step1:臨床疑問を定式化する
  4)Step2:文献を検索する
  5)Step3:文献を批判的に吟味する
  6)Step4:適用する2
  7)Step5:評価する
  8)Step6:普及する
 3 エビデンスに基づく介入の普及・実装
  1)普及・実装に関連する要因モデル
  2)実装戦略
  3)普及・実装のプロセスモデル
論点4:制度・政策と研究 
 1 看護における制度・政策と研究の現状
  1)看護における実践、制度・政策、研究の関係
  2)看護政策と研究の歴史的背景
  3)海外における看護政策研究の成果の例
 2 政策決定過程と研究
  1)政策決定過程
  2)EBPMと看護
  3)トランスレーショナルリサーチ
 3 日本における看護政策研究
  1)日本における看護政策に関連する研究
  2)厚生労働科学研究に見る看護政策の動向
 4 看護に関する制度・政策と研究の未来
  1)看護に関する制度・政策と研究の課題およびその対応
  2)看護に関する制度・政策と研究の展望
論点5:看護管理学に関する研究動向
 1 看護サービスに関する研究
  1)看護実践の内容
  2)看護実践の評価 
 2 看護サービス提供体制に関する研究
  1)看護サービス提供するための体制
  2)看護サービス等の必要量
  3)連携・協働
 3 安全管理・リスクマネジメントに関する研究
  1)管理者・管理活動に関する研究
  2)人的資源管理に関する研究
討論:アメリカに学ぶ患者アウトカム研究

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