- A4変 88ページ (判型/ページ数)
- 2008年09月発行
本体価格(税抜): ¥1,100
特集1:
早期対応と体制づくりで
廃用症候群は予防できる!
人間は、社会生活・日常生活を送る上で、身体的・精神的にも、さまざまな活動を行い、身体機能を適正に維持しています。ひとたび不動、不活動、臥床状態等に陥ると、筋力低下や関節拘縮を始め多くの機能障害(廃用症候群)を起こしてしまいます。特集では早期・急性期のうちから予防策を講じられるよう、チーム連携に必要な看護の役割や、予防に向けた看護師の関わり方などをご紹介します。
2005年10月の厚生労働省の通達、2006年2月の日本看護協会の「緊急安全情報」により、立位によるグリセリン浣腸の危険性が指摘されましたが、現場では患者の希望などさまざまな理由から、未だに行われています。さらに、多くの教科書に記載されている浣腸挿入の深さ(6~10cmなど)もその安全性が疑問視され始めています。本特集では、立位や深い挿入が危険である理由を示し、浣腸実施時に本当に必要な観察ポイントについて考えます。
[編集協力]
日本看護技術学会グリセリン浣腸看護技術研究成果検討委員会