- A4変 80ページ (判型/ページ数)
- 2010年08月発行
- 978-4-8180-1487-9
本体価格(税抜): ¥1,100
特集1:
サテライト事業所をつくろう!
――大規模化への新たな視点
訪問看護ステーションの大規模化をはかる方法の1つに、サテライト事業所の設置があります。サテライト事業所は、新規の訪問看護ステーション開設と比較して、安価でかつ軽装備な事業所設立が可能で、移動距離や移動時間の短縮、訪問件数の増加、職員の疲労軽減などの効果が期待できる仕組みです。
日本看護協会では、訪問看護の基盤整備のために、サテライト事業所の設置促進をはかっています。2009年度には、「訪問看護のサテライト事業所の開設・運営の実態調査」や「サテライト事業所の新規設置・運営モデル」事業に取り組み、その有効性を検証し、開設のノウハウなども明らかにしました。
本特集では、モデル事業によって明らかになったサテライト設置による効果や課題について述べた「総論」、モデル事業に取り組んだ「秋田県看護協会立訪問看護ステーションあきた」における実践の「レポート」と同ステーションでの運営を分析した結果を整理した「報告」、そして、数年前からサテライト事業所を設置して運営している2つの事業所管理者からの「事例」をお届けします。
訪問看護の空白地帯をなくし、すべての住民にサービスが届けられるようにするためにも重要な“サテライト事業所”。あなたのステーションでも、開設してみませんか?
特集2:
高齢者施設での“看護”と“介護” よりよい連携へのポイント
山梨県立大学地域研究交流センターには、看護学と人間福祉学の教員が連携をとりながら調査・研究をし、地域にその成果を還元していく「看護・福祉専門職支援コーディネーター部門」が設置されています。
同部門では、2008年1月に山梨県内のすべての特別養護老人ホームと老人保健施設にアンケートを行い、その詳細な分析を『看護職と介護職の連携に関する調査報告書』としてまとめあげました。
この報告書はA4判60ページ以上のボリュームで展開され、特に1つの質問に対する介護職と看護職の意見が一目で比較できる「自由記述」に、現場が抱えている課題が見事に整理されています。
第2特集では、この報告書が作成された経緯、自由記述を中心とした内容の抜粋、報告書を読んだ現場の介護職・看護職それぞれの感想、そして「山梨県特別養護老人ホームの看護を考える会」の活動紹介を通して、高齢者施設で“看護”と“介護”がよりよい連携をとるためのポイントを探ります。