- A4変 80ページ (判型/ページ数)
- 2010年10月発行
- 978-4-8180-1489-3
本体価格(税抜): ¥1,100
特集1:
利用者・家族が安心できる
夜間・休日の訪問看護体制
在院日数短縮化などの影響で、医療依存度の高い方や独居、老老介護、認知症など、対応が困難な方が在宅で療養するケースが増えています。そして、このような利用者の“生活”を支えるため、診療報酬・介護報酬上で訪問看護ステーションが24時間対応する体制が評価されています。夜間・休日も在宅療養者を支えるステーションがますます期待されているといえるでしょう。
一方、現場のステーションからは「24時間体制をとるのは大変」という声が聞こえ、夜間・休日に携帯電話を持つストレスなどが原因で離職する訪問看護師が絶えません。スタッフの働きやすい環境を確保しながら、利用者・家族が安心できる夜間・休日の訪問看護体制をどう整えていくのかは、訪問看護ステーションの課題です。
本特集では、24時間365日の訪問看護を実践している和田洋子さん(医療法人社団三喜会居宅サービス部統括部長)による「総論」で、夜間・休日の訪問看護体制のポイントを整理します。そして、地域性・体制もさまざまな5つの訪問看護ステーションからの「報告」で、ステーションが夜間・休日の訪問看護体制を構築する方法を考えます。
特集2:
高齢者の“低栄養”を防ぐ
――ナースだからできる栄養アセスメント
介護の必要な高齢者に“低栄養”状態が続くと寝たきりを引き起こし、褥瘡にもつながります。この低栄養状態は一度進行すると、回復に時間がかかるので、大切なのは“予防”です。そして、予防するためには正確な栄養アセスメントが必要になります。
在宅や施設の高齢者の栄養管理は、訪問看護師や施設看護職が行いたいところですが、限られた訪問時間やマンパワーの少なさからなかなか十分には取り組めないことが多く、“簡便”なアセスメントツールが求められていました。そのような中、日本訪問看護振興財団は、医療・介護従事者のための栄養アセスメントツール“MNA(R)”に着目しました。
日本訪問看護振興財団では、MNA(R)の普及に取り組んでいるネスレ日本株式会社と協力して、2010年秋に全国8カ所で高齢者の栄養管理に関するセミナーを開催します。
それに先立ち、本特集では、ナースが在宅・施設で“簡便”にできる栄養アセスメントについて紹介します。