- A4変 80ページ (判型/ページ数)
- 2011年04月発行
- 978-4-8180-1583-8
本体価格(税抜): ¥1,100
特集1:
リンパ浮腫のケア
――慢性期から終末期まで在宅での対応
リンパ浮腫は、リンパ節郭清を伴う手術など、がんの治療後に発症することが多い後遺症です。2008年4月の診療報酬改定で「リンパ浮腫指導管理料」が新設され、医療機関での「リンパ浮腫に関する指導」(入院中1回)が評価されたこともあり、近年、そのケアに大きな関心が寄せられています。
現在、リンパ浮腫の治療やケアは、医療機関の外来での対応が主となっています。しかし、ケアが必要な重症な患者は、大きく腫れた患肢により歩行困難を来していることも多く、通院が難しいケースがあります。また、保険適応でないため、通院治療にかかる費用も患者に重くのしかかります。
しかし、訪問看護師が在宅でリンパ浮腫のケアを行えば、上記の問題は解決できます。その上、利用者の生活に合わせたケアを提供することで、効果的に浮腫の改善をはかることが可能です。
本特集では、リンパ浮腫の病態生理、リンパドレナージや圧迫療法についての専門医からの「解説1」、先駆的にリンパ浮腫のケアを行ってきた訪問看護師がケアの実際を語る「解説2」と「Q&A」、2カ所の訪問看護ステーションの「事例」から、訪問看護師だからできるリンパ浮腫のケアの方法を実践的に解説します。
転倒の“予防”の大切さが、社会的にも広く知られるようになってきました。転倒予防には多職種でかかわる必要があり、特に看護職には正しい知識を持って多職種をつなぐ役割が求められています。
本誌では“転倒予防医学研究会”の全面協力を得て2005年5月臨時増刊号「必ずできる! 高齢者の転倒予防」をお届けしました。
そして、2010年には、その臨時増刊号をベースに新たな知識・情報を充実させ、『ここまでできる 高齢者の転倒予防』として書籍化されました(62ページ参照)。
本特集では、書籍の総監修者で転倒予防医学研究会の世話人代表・武藤芳照氏に転倒予防の新たな話題や看護職への期待を述べていただき、さらに同研究会の小松泰喜氏と鈴木みずえ氏から、在宅や施設で看護職が身につけたい知識を紹介していただきます。