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コミュニティケア 2011年6月号

156号(Vol.13,No.6)

  • A4変 80ページ (判型/ページ数)
  • 2011年06月発行
  • 978-4-8180-1585-2
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本体価格(税抜): ¥1,100
定価(税込): ¥1,210
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特集1:

押さえておきたい!

在宅皮下輸液のポイント

 近年、緩和ケアや高齢者の脱水症状の治療法として、「皮下輸液」が簡便性と安全性の観点から再評価されています。そもそも、皮下輸液は1970年ごろまでは「大量皮下注射」として行われていました。しかし、末梢静脈や中心静脈からの補液が普及するようになってからは過去の治療法となっていました。
 皮下輸液は、プラスチック留置針を腹壁や肋間の皮下脂肪組織内に刺入して留置します。血管確保の必要や漏れの心配がないため、非常に容易に実施できます。また、針の差し替えを頻繁に行う必要がないので利用者の苦痛を緩和でき、「血液の逆流」や血液凝固による「点滴ラインの閉塞の心配がない」など、トラブルも少ない方法です。そのため、家族の介護負担も軽減できるなど、利用者・介護者・医療者にとって利点も非常に多いことが明らかにされています。
 本特集では、皮下輸液に詳しい在宅医・木下朋雄氏による「総論」と訪問看護師から寄せられた疑問に木下氏が答えた「Q&A」、3人の訪問看護師による「事例」報告から、在宅で皮下輸液を実施する際に必ず押さえておきたいポイントを整理します。

特集2:

高齢者の“生活機能再獲得”への支援

――ケアプロトコールを実践に生かすには

 高齢者施設ケアの現場では、治療の必要性から一時的に施される胃瘻や膀胱留置カテーテルなどの医療処置について「本当に処置の必要性があったのか」という疑問を持つ看護職が増えてきています。
 しかし、いくら看護職だけがそのように思っていても、他職種が共通理解の上で、そのことを訴えていかなければ医療処置を施されたまま退院する高齢者は減っていきません。そこで、役立つのが共通理解のためのツールである“ケアプロトコール”です。
 2010年秋に発刊された『高齢者の生活機能再獲得のためのケアプロトコール』では、高齢者が適切な生活リズムを再獲得し、口から食べ、自然に排尿・排便ができるなどの“生活機能”を、入院などによって失われたとしても再獲得できることが強調されています。そして、そのための具体的なケアプロトコールも示されています。
 本特集では、高齢者ケアの質向上に役立つ本書のエッセンスを紹介します。


●特集

押さえておきたい!
在宅皮下輸液のポイント

〈総論〉
在宅皮下輸液の基礎知識 木下朋雄

〈解説〉
Q&Aで理解する在宅皮下輸液の実際 木下朋雄

〈事例1〉ふれあい訪問看護ステーション(東京都北区)
脱水症状が改善して利用者の苦痛が軽減される 小暮和歌子

〈事例2〉佐久総合病院訪問看護ステーションうすだ(長野県佐久市)
皮下輸液の実施で満足度の高い看取りを実現 上原晴美

〈事例3〉赤穂市訪問看護ステーション(兵庫県赤穂市)
皮下輸液の導入から普及まで
──在宅医療にもっと広がってほしい 坂本由規子


●第2特集

高齢者の“生活機能再獲得”への支援
――ケアプロトコールを実践に生かすには

〈インタビュー〉
“生活機能の再獲得”で高齢者は生活者としての己の人生を十二分に生きることができる 中島紀惠子

〈Column〉第16回日本老年看護学会学術集会、開催間近!

〈ブックレビュー〉
ケアの質向上のためのヒントがいっぱい詰まった“充実本” 編集部

〈特養看護職からの意見〉
ケアプロトコールを現場に生かすには 後藤いづみ・大庭尚子・櫻井明子・白川美保子・岩崎宣子


●SERIES

私たち、訪問看護認定看護師です!
病院の訪問看護師としてめざす“病院と地域をつなぐ架け橋” 阿蒜ひろ子
週末ごとの「佐賀-東京」遠距離受講はかけがえのない“財産”をくれた 上野幸子

地域看護専門看護師リレー・エッセーコミュニティで輝く 岡野明美
地域支援活動とは何か?――人々の価値観・文化に寄り添う

看護の原点に戻り“看護の力”を発揮するめざせ!開業ナース 堀内園子・堀内靜子
認知症高齢者のためのグループホームとデイサロンを開業して

特別養護老人ホームでの“看護”の実践 編集部
特別養護老人ホーム「真寿園」(埼玉県川越市)
──多職種の密接な連携でケアの質向上と看取りが実現

支えられて~訪問看護師がALS療養者になって 牛久保結紀
思わぬ行動を起こさせる“秘めたる力”を信じて……

訪問の合間に一句詠んでみる訪問看護“泣き笑い”川柳 池田香代子

日野原重明の“一緒に学ぶケアカンファレンス”
病院との連携による退院支援について訪問看護の立場から考える

日本訪問看護振興財団からのお知らせ
東日本大震災被災地への支援を!ほか

全国訪問看護事業協会からのお知らせ
東日本大震災における当協会の活動についてほか


●COLUMN

ニュース手帳 編集部

ReviewCity 池田省三
震災と支援──被災地を食い物にしてはならない

高齢者ケアの風景 甘利てる代
東日本大震災と「ホームひなたぼっこ」(宮城県岩沼市)
──頼れる地域拠点としての使命を果たす

押川眞喜子の“メッセージfromSt.Luke”
東日本大震災――あらためて気づいたこと


●REPORT

多職種連携のために必要な情報が明らかに
──「介護連携パス研究会茨城分科会」総会が開催 岩下馨歌里

“多重構造”での支援が必要
――岩手県・陸前高田市での支援活動を通して(第2報) 中村順子

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