- A4変 80ページ (判型/ページ数)
- 2011年11月発行
- 978-4-8180-1591-3
本体価格(税抜): ¥1,100
特集1:
“癒し”を活用するタクティール(R)ケア
“タクティールケア”は、背中や手足を柔らかく撫でるように触れることで、触れられた人の不安やストレスを軽減するケアで、スウェーデンで始まりました。認知症のケアにも有効で、タクティールケアを行うと「攻撃性が減った」「認知機能・感情機能が維持された」という結果も出ています。
本誌では2007年6月号第2特集「タクティールケア――スウェーデンで生まれた新しいタッチケア」としていち早くご紹介しました。その後、各地で看護職による実践が重ねられ、タクティールケアの効果が報告されています。
本特集では、タクティールケアを実施した群とそうでない群の比較をして初めてエビデンスを導き出した浜松医科大学・鈴木みずえさんの「解説」、訪問看護ステーション・特別養護老人ホーム・病院という3つの異なった場での実践が語られる「報告1~3」、学生の実習に生かした日本赤十字看護大学・千葉京子さんの「教育への導入」、そして、タクティールケアの効果と学ぶ方法を紹介していただいたインストラクター・木本明恵さんへの「インタビュー」で、“タクティールケアの今”をお届けします。
訪問看護師や高齢者ケア施設などの地域で働く看護職は、病院の看護師と比べると厳しい現場で働いています。そのような環境の中、利用者や家族にかけられた言葉で「自分の看護が役立っている」と実感している看護職も多いのではないでしょうか。
本特集では、利用者・家族からかけられた“印象的な言葉”を、訪問看護ステーション・診療所・特別養護老人ホーム・デイサービス・グループホーム・小規模多機能型居宅介護事業所に勤務する7人の看護職に紹介していただきます。
「利用者さんの言葉が原動力になった」
「ケアする側の私たちが、反対に利用者さんとご家族から安心や元気をもらった」
という声から、在宅・施設看護の“やりがい”がみえてきました。