- A4変 104ページ (判型/ページ数)
- 2012年01月発行
本体価格(税抜): ¥1,400
特集1:
一般病棟の認知症患者
日常生活と療養を支える
病棟を問わず高齢化の進む一般病棟では、今や認知症患者はめずらしくありません。
今月号では一般病棟の認知症患者への、ありがちな「想定失敗事例」を状況別に示し、その事例の解説とともに、そのような状況で「やるべきこと」と「やってはいけないこと」を認知症看護認定看護師に教えていただきます。
特集2:
NT special 1 退院支援・退院調整
“在宅”につなぐケアから考える 認知症の人への退院支援
“認知症の人”は高齢化の進展に伴い、急速な増加が見込まれています。認知症になっても住み慣れた地域で安心して生活を継続できるように、介護保険の2011年改正で打ち出された「地域包括ケア」の概念では、病院や介護保険施設などの医療・介護の関係機関を含めて、地域全体で認知症の人を支える施策が明らかになりました。
認知症の人への退院支援には、“その人の暮らし”を特に思い浮かべる必要があります。今月のNTspecial1では、認知症の人の“生活”を支える医師や看護師から、病院の看護師たちに求められる認知症の人への“よりよいかかわり方”についてヒントをいただきます。
地域の看護師からの報告では、小規模多機能型居宅介護「三丁目の花や」の取り組みを、開設者の平野頼子さんが紹介します。