- A4変 80ページ (判型/ページ数)
- 2013年01月発行
- 978-4-8180-1701-6
本体価格(税抜): ¥1,100
特集1:
看護の“力”がさらに生かせる!
“複合型サービス”をはじめよう
2012年度の介護保険改正によって誕生した“複合型サービス”は、日本看護協会が2010年8月の厚生労働省介護保険部会で提案した「訪問看護を基盤とした小規模多機能型居宅介護サービス」が、2012年の介護報酬改定で新たなサービスとして制度化されたものです。
訪問看護と小規模多機能型居宅介護のサービスを組み合わせ、看護と介護サービスの一体的な提供により、医療ニーズの高い要介護者への支援の充実をはかるとされ、まさに“地域包括ケアのカギ”となるサービスです。そして今、日本看護協会は「訪問看護ステーションの活性化・大規模化」の契機になるとして、“複合型サービス”の展開に非常に力を入れています。
このサービスの担い手として期待されているのが訪問看護師です。在宅ケアのノウハウを持つ訪問看護師が、介護職と連携し、自分たちのバックベッドを持つことでショートステイの対応もでき、利用者・家族の「最期まで家で」という思いを支えることができます。
本特集では、“複合型サービス”の制度概要について、これから20年先を見越した“訪問看護のあるべき姿”を加味しながら日本看護協会常任理事の齋藤訓子氏が解説します。続いて、同協会による日本看護学会〈地域看護〉でのシンポジウムを載録。さらに、全国で開設予定、開設に至った複合型サービス事業所のナースに立ち上げの経緯、実際の運営を報告していただきます。
特集2:
“生活の中の看護”を伝える
“地域”を経験した看護部長たち
訪問看護ステーションの管理者を経験した後、茨城県立中央病院看護局長となった角田直枝さんは「在宅や施設の管理者を経験した看護師が病院の看護管理者になると“病院”も“地域”も変わってくる。“生活の中の看護”がどのようなものかを院内に伝えることで、地域との交流が進み、お互いの連携が強まる」と語ります。
第2特集では、在宅・施設で看護管理者を経験して、今、病院の看護部長となった角田さん、長谷川寿子さん、平野美理香さんによる「座談会」、中野博美さん、板垣昭代さんによる「報告」で“生活の中の看護”を院内に伝える取り組みや、それによるスタッフの変化などを明らかにします。また“地域”の看護職が病院にどうアプローチするかについてもメッセージをいただきました。
在宅・施設の場で活躍された看護部長たちの語りから、病院との連携のヒントをつかんでください。