- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2013年04月発行
本体価格(税抜): ¥1,200
特集1:
[日本看護協会重点政策・重点事業関連企画]
看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン
本特集は、日本看護協会重点政策・重点事業1「労働条件・労働環境の改善」の関連企画です。
「看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン」(以下:GL)が2013年2月に日本看護協会から発行されました。GLは看護職が安全で健康に働き続けられる職場づくりを進めるために、夜勤・交代制勤務の負担を軽減し、リスクマネジメントに役立てられるように作成されたものです。特集1では、GLの第4章「組織で取り組む対策の提案」で解説された“マネジメントのポイント”を中心に紹介し、病院の改善事例とともに、GL活用のヒントを探ります。
※本特集の事例は2事例とも12時間夜勤導入の取り組みですが、日本看護協会は“特定の勤務形態”を推奨してはいません。GLでは「現場の実情を踏まえて多様な勤務形態の発想で取り組んでいただきたい」という方向性が示されています。
特集2:
“JCI認証”を取得する
看護の質向上にどうつなげるか
国際的な「医療機能評価機構」であるJoint Commission International(JCI)。そのJCIの認証を、2013年4月現在、日本国内では6病院、1老人保健施設が取得しています。
特集2では、まず「座談会」で認証を取得した3病院の看護管理者に、受審のプロセスを通じて看護部と病院がどう変化していったのかを話し合っていただきます。続く「報告」では病院として国内で3番目に取得した聖路加国際病院での審査の実際を、かかわった多職種に振り返っていただきます。国際基準による「患者安全」「医療の質」が、今後の看護の質向上にどうつながるかを考えます。